スカーレット82~84話

第14週「新しい風が吹いて」後半

いやぁ…だんだんとあんなに晴れてた空に

雲が広がってきてる展開に…

この後半を観てから、沢山考えました。

まだまとまりきってないかもです。

(でも書いていくスタイル!)

それにしても、タイトルがいい感じだと

身構えるクセが付き始めたのも

この頃からじゃあないかしら…↓↓↓

スカレ60


信作…あんたやっぱり百合子が好きなんか!


離れに泥棒が入ったことで

信作があかまつで飲んでる百合子を

連れ戻しに来るんですが

その時ちょうど、手を合わせて大きさ測ったり

してるとこに出くわしちゃうんですよ!

その後、百合子に対して

「他の男に触らせんなや」って言って

自分の手を百合子と大きさ比べするとか…

信作…居てくれてよかったよ…!この後半

癒やしだよ…ありがたや…!

初見の時は、この信作&百合子にどれだけ

救われたか…!百合子もちょっと信作を

意識し始めた表情が、かいらしかった✨


ヒロシ≒喜美子 三津≒八郎


三津の元彼:ヒロシ

ヒロシはひらめき型の天才肌で

陶芸も、三津がやってて興味を持って始めたら

あっという間に習得して

どんどん新しい作品を作っていく人らしい…

いえね、確かに要素としては喜美子に似てるなって

思ったりもしましたよ?

でも、喜美子は決して「あっという間」じゃ

なかったんだけどなぁ。

絵付けの頃は寝る間も惜しんで、薄暗い灯りのもとで

ただただ線を引いたり、

陶芸だって、何度も何度も八郎さんにグシャーってされながら

土練りから始めてたのに。

天才肌の人ってちゃっちゃっとって言われること多いだろうけど

喜美子だって、師匠のフカ先生だって

決してちゃっちゃとじゃなかったのにな!!


八郎さんは八郎さんで、自分が行き詰まってるのに

喜美子がどんどん創作していくのが

三津のモヤモヤと被ったんだろうけど…

三津が「作っていきやがるんです!」って言うの

これ、悔しさとか嫉妬が垣間見える言葉じゃないですか?

八郎さんも喜美子に対して同じような気持ちを抱いてて

でもそれは、マイナスの感情だから

そんな感情を持つ自分を責めたりとかしてたんじゃないかな?って

思うんですよ…でも、喜美子はそうとは知らずに

新しいものを創り出していく。

三津の「作っていきやがる」と明るく言うさまに

八郎は救われてたのかもしれませんなぁ…


三津は八郎の感情を可視化した?


おそらく、八郎はずっと喜美子に対して

息苦しさを感じてたのだな…と

再見ではなんとなくつかめた気がしました。

初見では夫婦の時間を持つ、仲のいい夫婦として見てたけど

もしかしたら、その時間だけが「妻:喜美子」を見られる

僅かな時間となってたのかもしれないなって。

や、喜美子自身はまるで自覚ないだろうけども。


三津が語ったヒロシとのエピで

「自分が行き詰まってる時に

ヒロシは迷うことなく新しいものを創っていく。

それを見てどんどん落ち込んで。

出来ない自分に腹を立て

君も頑張れと言われてますます腹が立って。

辛くなって好きだけど別れてしまった。」

(要約してますがこんな感じ)

あぁ…これまさに八郎さんの今と被るやつなんだ。

八郎さんは喜美子のことを大好きだけど

横で並ぶどころかグイグイ追い抜いていくのを

見せつけられて、追いつこうにも追いつけなくて…

せめて信楽に根付こうと、土は信楽のものを…と

こだわってるけど、そこさえ喜美子にも否定されて…


うわぁ…初見ではここまで見えてなかったけど

八郎さんも相当しんどかったんだろうなぁ。

でね、ようやく声を振り絞って

「喜美子に横にいられるとしんどい」って

漏らしちゃうんですよね…

しかもそれ感じ始めたのって

喜美子が初めての作品を創った頃みたいなんですよ…!

僕を越えよった…って!!!

だとしたら、めちゃめちゃ長いこと

八郎さんは悩んでたことになるじゃないですか…!

あと、再見でえ?と思って見直したのが

しんどいなぁ…の前のくだりで

「百合ちゃんの茶碗作ってる時も

卵焼きのお皿作ってる時も…うまくいかへん

僕の横で…喜美子に横におられるとしんどいなぁ」なんですよ!!

かつてお付き合いする前に、八郎さん

「卵焼き得意やで」って言ってたけど

このあと武志によると、出ていく前に

作ってもらったことなかったって

語りがあったはず。…それって、喜美子のお皿を

見たくなかったから…ってのもあったのかな…?って。

あれだけ甲斐甲斐しく武志をお風呂に入れたりする八郎さんに

なぜ卵焼きを作るチャンスがなかったのか

初見ではわからなかったんですが

もしかしたら、作りたくても作れなかった…も

あるのかもしれないですね…うわぁ…マジか!!気づかんかった…!!

(自分で書いて自分でツッコミ入れていくスタイル)


だが「しんどい」を三津に漏らさんでも…と

再見でもやっぱり思ったけど

喜美子には漏らせんなぁ…とも思ったかな。

だって喜美子と八郎さんは「違う人間だから」


う〜ん…違う人間だからこそ

喜美子の創作を気にすることなく

自分の心に湧き上がるものを作品に

出来てたら良かったんだけども…


ただ、八郎さんって紅い大皿の時には

喜美子がいて、自分の思うものを作れてたと思うんだけど

その後の金賞の壺は、確かに八郎さんが創ったものだけど

大元はジョージ富士川から閃きを貰ったって感じありますよね。

思えばこの頃から、自分の中から何かを生み出すことには

行き詰まってたということなのか…(と書きながらはっとするわたくし。)


そうだ、以前作品を否定されたら自分も全否定された気持ちになるって

八郎さん言ってたもんね…柴田さんとか佐久間さんに個展の事で

せっつかれたり、売れ残りがあったりとかも

じわじわと八郎さんのHPを削ってたのかもしれませんね…!


頭を下げる喜美子


三津がめおとノートを取り返してくれて、

おむすびだけじゃしのびないから

もう弟子として三津を預かってあげようと

喜美子は八郎に

「お願いします!」って頭下げてたんですね…!

初見ではここ、さらっと見てたんですが

喜美子がこの後、八郎に頭下げるのって…そう…

穴窯のときなんですよね。

わたくし、初見の時もうっすら思ってたんだけど

八郎が喜美子に焦りとか嫉妬とかしてた反面

喜美子は三津に嫉妬してたんじゃないかな…

八郎が創りたい作品が、フカ先生の絵葉書の色だと

三津が指摘するまで知らなくて

ぼそっと「知らなかった…」って言うあたりから

じわじわと小さな炎が育ち始めたのかなって…

そうとは気づかずに(喜美子は鈍感だから)

頭を下げて三津を弟子にした。

三津のことなら了承してくれたのに…って。

いや、ちょっと先の話になりますが、

穴窯に喜美子があれだけ固執した一因って

これもあるんじゃないですかね…?


おまけ

喜美子と八郎の間にだんだん歪みが出てきた反面

百合子と信作の結婚を前提にお付き合いする?多数決や〜!

は〜い!ってふたりでぴん!っと手を挙げるシーン…

そりゃもう各沼から手がニョキニョキっと生えたよね!!みたいな呟きを

絵にしてたのでありました…

いや、こんなアホな絵描かないとやっとれん…ってくらい

喜美子と八郎がすれ違ってるのが見えてきたんですもの…!

スカレ61

↑↑↑ニュース画像使い回しパティーンよ!!

そして次回から第15週「優しさが交差して」に入りますが

今週はバタバタしますので、今日が最後の更新です!すんまっしぇん!!

月曜にまたエアロバイク漕ぐつもりですので

それまで心を整えておきますッ!これからしばらくしんどいかんね!!

寝込まないようにしなきゃ!!

皆様も、お覚悟召されませ…!

ここまで読んでくださり、ありがとうございましたッ✨


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