スカーレット106~108話

第18週「炎を信じて」後半

武志も大きくなったなぁ…と

親戚のオバちゃんポジションで観続けた日々…!

ついこの間のような、遠い昔のような…

さて。いきまっせ!!

めでたし、めでたし…?

一気に数年すっ飛ばしたまま、話は進んでいきます。

どうやらまつさんも、お年を召したのか

同じことを何度も聞く、同じ話を何度もする…など

若干不安要素も出てきてます。

そんなまつさんが、喜美子によくしてもらうらしい

「めでたし、めでたし」の話…

これ、初見ではまつさん大丈夫かいな?が大きすぎて

さらりと観てしまってましたが

このめでたしめでたしの話って

穴窯7回目にして成功して、ちや子さんに取材してもらって

テレビ局も取材に来て、あっという間に売れるようになって

借金も返して、テレビジョンも買って…

そしてまつさんの夢枕に常治が立って

「でかした!喜美子!」って言うまでの話…なんだけど

ね、見事にさ…

八郎さんの存在が抜け落ちてるの…!

確かに、八郎さんは穴窯きっかけで出ていったし

何なら7度目は止めに来たわけだけども…

この話を何度もおねだりするまつさん…

何か考えてるのでは?とか再見では思えてならなかったです。

しかし、バス旅行当日まで忘れてたりだから

これはまぁ…考えすぎかな?って感じだけども…w


背中を押す人:まつさん


武志は進路の話になると、のらりくらりと

逃げてるようで、喜美子も困ってたようなんだけど

武志はどうしたいんかなぁ…なんて思ってたら

やっぱりまつさんですよ…!

温泉旅行の話を武志にしながらも、真面目な話も

常治としたと明かすまつさん。

常治ったら、「学問は必要やったなぁ。

高校も大学も行かせてやりたかったなぁ」…って

言ってたそうですよ!!!

わたくしも初耳ですわ!!あんなにも「女に学問は

必要ない!!」と言ってた常治が!!

それでも、この言葉で武志も

自分の進路とか、お母ちゃんも(高校や大学)

行きたかったんかなぁ…とか考えるきっかけに

なったようだから…やっぱまつさん

ボケてはいないんじゃ…!?

7年の間の出来事


さて、ここまで八郎さんの存在が

まるでないような感じで話が進んでて

わたくし…気が気ではなかったんですが

この時点での日常を描いた後での

回想が…きましたよ!!

7回目で出来たあの作品を見に来ていた八郎さん…

ただじっと佇んで、夕陽に照らされた背中

涙がぼたぼたとこぼれる八郎さん。

この涙がまた光があたって美しかったのが辛かった…!

めおとノートに「すごいな、すごいな、すごいな喜美子」と

書き残し、京都へと行ってしまった八郎さん…


なんでだよぉおおぉぉおぉぉ!!!

なんで去っちゃうんだよぉおおぉぉ!!!!


もう喜美子が女じゃなく陶芸家になったからなの?

支えられなかった自分のことを悔やんでるの?

信じる力がなかったと後悔してるの?

でもって喜美子も…

ナレ「声をかけることはしませんでした。」


なんでだよぉおぉぉおおおぉぉ!!!

なんで声かけなかったんだよぉおぉぉおぉ!!


そしてその後、個展の芳名帳で

十代田八郎とあって、離婚届を送る喜美子…

初見でも思ったし、再見でも思ったけど

何でもう一度ふたりで話が出来なかったんだよぉオオォ!

いやね、わかりますよ…声を掛けるきっかけを

お互い無くしてしまったって。

お互いの意地と誇りが邪魔をして

そのまま何年も経っちゃったって。

だけどさ…けどさ…そこはどっちかが

一歩歩み寄るとか…できないかぁ…そうかあぁ…!

ふたりがまだ、20代なら、若かったら

こういう衝突しても、何かしらぶつかっていこうと

したと思うけど…もうね、40代以上になると

そういう諍いって、体力奪われるもんね…

それにしても、あれだけ「夫婦の時間」を

大切にしてた喜美子と八郎なのに

別れるときは、あっけないんだなぁ…

(何年もほったらかしだったけども)


ところで個展で「握手してもらえますか」って

声をかけてきた女性!!!この方を再見で見たときは

やっぱり声あげちゃいました!

この先大きく喜美子と武志に関わる人ですからね…!


武志の進路


進路のことで悩んでた武志は

友人たちのアドバイスもあって

八郎さんに会いに行った模様…!

夜遅く帰ってきた時、喜美子かなり厳しい顔して

「誰に会うてた」って言ってたけど

あぁ…こういう顔してたら

なんとなく八郎さんのことは言い出しにくくなるかな…と

伝わってくる気がしました。

恐らく離婚のことも、なんかタブーになってただろうし…

だけど、そこを避けつつちゃんと進路のこと

喜美子に話をする武志は偉いなぁ…!

でもって、死に物狂いで勉強するのも偉いなぁ…

(ウチにも受験生がおるんやけどなぁ…爪の垢でも煎じさせて

もらえんやろか…いやほんと切実だっせ…!)

部屋中に暗記するもの書き出して貼ってたり、扇風機に当たりながらとか

おむすびほおばりながら、とかのシーンもあったけど

やっぱり季節のかき分けが見事でした。

特に夏なんかは、ほんとむわっと暑い空気が

画面から漂ってきそうな感じしましたもの…!

でもって無事合格!!おめでとう武志!!!

最初うつむいてたから、ハラハラしたよ!!

でもって喜美子の若干裏返った声での

「おめでとぉお」も、お母ちゃんの喜びが

こっちにまで伝わってきたよ!!!


父子の再会


喜美子の穴窯は信じられなかった八郎だけど

武志に書く手紙にはいつも「会いたい」って書いてたから

武志は「会おう」って気持ちを持っててくれたんだよね。

何年離れて暮らしてても、父は自分のことを思ってくれてる

そう信じられるくらいの量の手紙と、会いたいという結詞…

だから何年か振りだったのに「おう。」「おう。」で

たぬきそばだった…!

この過程を聞いて初めて

ナレ「大事なものを失ったのだと思いました。」


う゛ぁああぁあ゛あぁぁ゛ぁ゛ああぁあああぁ!!!


や、わかってたよ?わかってたけど!

穴窯のために、手を離したのは喜美子だけど!

八郎さんも離された手を、繋ぎ直しには

いかんかったやんかあぁぁぁあぁあああ!!!

…と、初見では思ってましたが

あれですよね…7回目の穴窯止めに行ったこと

「喜美子はずっと女や。これからも。」

…これが繋ぎ直しに言った言葉ですよね…?

だけど喜美子はその手を振り払ってしまったんだ…!

あぁ…こりゃ八郎さんからは何も言えないわ…

だって二度も振られてるようなものだし。

あれ?てことは?

喜美子ぉおおぉぉおお!!穴窯成功したら

八郎さん迎えに行くってのは

どうなっちゃったんだよぉおおぉぉおぉおおお!!!

にしても「繋がる」ことが

喜美子と八郎さんには難しいことになってたのに

八郎さんと武志はちゃんと出来てたんだな…っていうとこに

唸ってしまいました…ここはもう、八郎さんの

決して繋がりを切らないよう…な努力だったのだろうなぁ。

湯が沸かせるほどの手紙って…そうそう書けませんぜ!?

たとえどうってことない日常の羅列だとしても。


この先のことも知ってるけど

初見では、なんか上澄みだけを観てた気がします。

喜美子や八郎さんの「描かれていない7年間」にも

心を寄せて観ていくと、また違った景色が

見えるのかもしれません…再見でだいぶしんどかったので

掘り下げるのはここまでにしときますが。


おまけ(過去絵)


この週は前半と後半で、気持ちの振り幅が…と言う過去絵↓↓↓

スカーレットは出てくる食べ物が、いちいち美味しそうなんですよね…✨

スカレ72


↓↓武志と八郎さんがたぬきそばを食べたと聞いて、

うっかり出汁になった己を妄想した絵…!

スカレ73

や〜、武志と八郎さんが

ずっと繋がっててくれたことが、地味に嬉しい…!

でもって、その橋渡しが面白オジさん(信作)だったことも。


ところで信作が武志に封筒持ってくるシーン…再見でびっくりしたんだけど

仕草とか、体の動かし方が…もうオジさんでしたw!

このあたり、他の演者さんも加齢の演技がすごいと記憶してるので

これから先も楽しみです…しんどいけどね!

そして安定の3000字超え!すんまっしぇん!

ここまで読んでくださって、ありがとうございましたァアァッ✨!!






いえね…ほんと学問は必要ですよ…どんな時代でも。

わたくしも子どもたちにそう言って聞かせてはいるんですが

一向に聞く気配がない…いや、親であるわたくしが

厳しく言い過ぎなのかもしれん…と、一切何も言わずにいたら

学校から帰ると、( ˘ω˘)スヤァ…って寝てるし

朝も起こしても、うっかり( ˘ω˘)スヤァ…ってしてるしで

貴様いつになったら死に物狂いで勉強すんねん!!

…( ゚д゚)ハッ!失礼しましたッ💦

とにかく、親だと近すぎるから

祖母の言葉のほうが響くとか、あるかもしれんですね…!

武志も


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