スカーレット40~42話

第７週「弟子にしてください！」後半

いや〜…絵付けとの出会い…だけど

家のことやお金のことで諦めた喜美子…からの

後半、フカ先生とのシーン。

再見でもやっぱり泣きました…

フカ先生の過去

集中してる時のフカ先生はアレだから…と

席を外す１番さんと２番さん。

喜美子はお茶を届けに行った時に

奇声をあげるフカ先生が気になり、

つい顔を覗き込んでしまいます。

そこにあったのは、苦しそうにうめいている顔ではなく

幸せそうな（って言って良いのか…）笑顔でした。

フカ先生は子供の頃から絵を描くのが好きで得意で、

でも貧乏だったから、家族が米が食べたいと言うと

綺麗なお茶碗にこんもりと盛られた白いご飯を描いたり

病気で床に伏した家族に、どこに旅に行きたいか聞いて

山や海、川などの美しい風景を描いたり…

そのたびに、家族からは「美味しそうやなぁ…えぇよぉ…

景色綺麗やなぁ…えぇよぉ…」と言われてて。

あ〜〜なんでも「えぇよぉ」って言うのは

こういうところからも来てたのか！…すでにわたくしの涙腺が

やばみになってきましたッ…(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ

そんな描くことが好きだったフカ先生は

従軍画家（だったかな？）として戦地にも赴いたそう。

そこで、子供が遊んでるような絵ではなく

兵士が果敢に戦う絵を描いてたと。

そんな絵ばかり描いてて、もう絵なんか二度と描きたくないと言う思いで

終戦を迎え、しばらく職を変えて転々と各地を渡り歩き

絵付き火鉢を見て衝撃を受けた…って。

本来火鉢に絵なんか必要ないのに、そこに描かれてる。

絵を楽しむ余裕ができてる…あぁ戦争は終わったんや…って。

ｗゔぉぉおおおぉおおおええｋｘかおおえおｗｐｆ【大号泣】

夕日の差し込む絵付けの部屋での

フカ先生のひとり語り…気づけばわたくしボロ泣きでございました…

見えないものが見える

フカ先生の淡々とした過去を語る姿に

なぜここまで号泣できたのか…

初見の時もそうだったんだけど

フカ先生の置かれてた状況が

映像としては全く出てこないんだけど

浮かぶんですよ…まざまざと。

フカ少年が描いた、美味しそうなご飯の絵とか、

山も海も川も盛りすぎたくらいの風景や、

描きたくない絵を描かされて、うなだれているフカ先生や…

恐らく、観た人それぞれで浮かぶ情景は違うと思うけど

語りだけで、こんだけ想像力を掻き立ててくれる…こういうの！

こういうのわたくし、大好物なんですよ…（震えながら）！

考えてみると、ここのシーンは視覚としてはほぼ動きもなく、

台詞でしか話が運んでいってないはずなのに…！

これって、制作側が我々の想像力にお任せしてくれてるんだ…って思えて

それもすごく嬉しかったです。

…ええよぉ…の顔をしながら泣くわたくし…こんな絵も描いてました…！

基本を学ぶ姿がてぇてぇ

晴れて弟子入りできた喜美子に

フカ先生は早速新聞紙をドサーっと渡します。

そこに、一定の力で線を引く練習をする喜美子…

もうね…こういう…こういうとこ！！

決してトントン拍子に進ませないところ！

シビアだけど、わたくしほんと、こういうの好きなんですよ…！

かつてジョージ富士川が

「基本をおろそかにしたらアカン」みたいなこと言ってました。

そしてフカ先生も「近道はない、きつい道を歩いて

力をつけるのが大事」…同じこと言うてますやん！

そしてそれを、ちゃんと実践する喜美子…！

お昼休みにも線を引き、夜には自分の家でも線を引き…

こういう見えない積み重ねをちゃんと見せてくれるのが

わたくし本当に好きなんですよ…！

だって、こういうことって全てにおいて言えることですもんね…！

いやぁ…良いもの観せてもらいました…（しみじみ）

と思ったら！！！

第8週から！ついに！あの人が！出ます！！！

きましたよ！次週予告に！ついに！あの人が！！

登場時は「あれ？この人ずいぶん素朴な…」と思ってたあの人が！

終盤ではすっかり私の心を掴んだあの人が！

わたくしのテンションが、おかしくなる日も近い！！

（↑既におかしいけどもｗ）

さぁ！来週も楽しみますぞィ！

ここまで読んでくださってありがとうございましたッ✨