スカーレット76~78話

第13週「愛いっぱいの器」後半

いやぁ…泣きじゃくった前半とは打って変わって

後半…沼が深くなってました…あれ?底なし?

いやはや…八郎…アンタって人はよぉ…!

夫婦のすれ違い

お葬式が終わり、喜美子と八郎は

作業場で話し始めるんですが

八郎は「最近あまり会話してなかった」といい

喜美子は「最近じゃない、武志が産まれてからずっと

ちゃんと話してない」といいます…


いやぁ…これ、わたくし首がもげてぶっ飛んでくんじゃ

ないか?ってくらい頷きました。

なんでしょ?これだけ仲が良くても

夫婦ってこういうとこありますよね?

わたくしも、日頃小さなことはあまり口にせず

たまに爆発して夫に

「それならもっと早くに言ってくれたらええやん」と

言われることがあるのですが

その時その時は小さいからこそ、常治が言うところの

しょうもない話なわけで、黙っちゃうんですよ。

でも、それが積もっちゃうと…いやぁ…こういうのを

仲良しの喜美子と八郎からも見せられて

わ!わたくしだけじゃなかった!

そしてこのしょうもないモヤモヤには

終わりが無いんやで!!と、喜美子とガッチリ握手をしたい

気持ちで一杯になりました。


ちょっとズレてる八郎


八郎は、喜美子の話をちゃんと聞こうとするあたり

すごく良い夫だなぁと思うし、愛情深いのもわかるんだけど

自分が喜美子のこと好きだってことを、

喜美子が忘れんといてくれたら、もうちょっとうまくいく…みたいなこと

言ってたんですよ。でもねぇ…これはねぇ…この時はニヤニヤしたけどねぇ…

好きだったら多少の男のアホなとこは大目に見たってな?とも取れるし

そうそう言わないけど、好きって言ったからね?言わなくてもわかるよね?と

念を押されてるようにも取れちゃったんですよね…


先程のわたくしの爆発の話に戻りますが

わたくしが爆発するとね、夫は滅茶苦茶いや〜な顔するんですよ。

で、最終的には「なんでいつもこういうの繰り返すのか

学習できてないってことじゃん」みたいに言われるんですが

確かにわたくしが溜め込むのも良くないかもしれん…けど

小さないじりを繰り返すチミはどうなんだぃ?

そのたびに言ったらムッとする時あるよねぇ?

その回数減らせないのかぃ?

…とも思うわけですよ。( ゚д゚)ハッ!愚痴ってしまった💦

(今こうやって書けるだけ、わたくしのなかでは

だいぶ昇華してるのでご心配なくですよ…w)


まぁ、お互いアカンとこは軌道修正して…が

理想だと思うんだけど

どっちかが溜め込んでばかりだと、いずれその関係は

夫婦に限らず破綻するよなぁ…と思ったり。

八郎が喜美子に好きって言ったあと喜美子も言えや〜と

ニコニコしてふったのにも関わらず

喜美子はニコリともせず「あんたしかおらん」だったんですよ。

ここもね…なんちゅうか…後々を知ってるからこその

怖さがね…覚悟せないかんな…と思ったんですわ。


武志はいい子!


ま、なんだかんだ言っても喜美子と八郎は仲いいし

ちょっと二人の顔が近づいて…アレ?これまさか?

カップにお花のアレの再来なのッ!?と思いきや…

引き戸ガラガラっとして現れた武志!!!

お花をお皿の前にお供えする武志!!

小走りで、顔隠しながらも、目のとこだけ隙間開けてる武志!!

引き戸閉める時に、一礼して去ってく武志!!

なんすか武志!!!天使ですか!!!

ちょっとピリッとした夫婦のシーンの後に

こういうの入れてくる脚本よ…!緩急の見事さに

数分で感情がグワングワン揺すぶられました!

そして「ええ子に育ったなぁ…」と言う八郎に

キャハハ!と大きな口開けて笑う喜美子が

とてもかわいかったです✨

直子と鮫島


葬式にも間に合わなかった直子が

鮫島と言う調子のいい男を連れて帰ってきます。

直子が葬式にも帰らなかったのは

常治から2度も電話があって

「なんか言われても帰ってくるな、お前は

東京で仕事しとけ」と言われたから…なのですが

長女脳のわたくしは、やはり喜美子同様

そんなん言われても帰ってきて顔見せたほうが

親は喜ぶんじゃ?と初見では思ってました。

でも再見だと、直子が言うように

常治の意地と誇りを守った直子、なんだなぁ…と。

プライドの高い常治だから

弱ってく自分を見られたくない…可哀相だと

思われたくない、って言うのは少なからず

あったんだと思うのです。直子とは

反りが合わなくてぶつかってばかり…と言うけど

元気じゃないと喧嘩とかできないんですよね。

わたくしもこの歳になって思うんですが

怒りの感情とかって出すの疲れるんですよ。

だから、元気じゃないと怒ることもできない。

常治の元気のバロメーターを一番握ってる直子が

元気なままの常治しか知らないっていうのは

常治の意地と誇りを守ったことにもなるのかな?って…

…アカン…泣けてきた…

そして鮫島!ちょこっとの登場だったけど

ここで陽気で調子のいい男ってのがハッキリわかるような作りで

まさか後々大きな癒やしの存在になってくとは

初見では気づきませんでした…!

ジョージ富士川のオーラすげぇ!

武志が熱を出して、ジョージ富士川のイベントに

参加できなかった喜美子だけど

照子や八郎が動いてくれて

御本人が工房に!!!

顔を合わせて、硬直して、そのまま工房から

出てきちゃう喜美子を見て

「推しと出会った時の自分」を想像した人は

きっと多かったと思います…(わたくしもです…)

それにしても、派手な服で金髪だから…だけでなく

ジョージ富士川という人は、エネルギーが満ち溢れてて

見てるだけでこっちも生命力上がってんな…って気がしました。

役作りなのか、中の人そのものなのかわからないけど

画面に映るジョージ富士川は、間違いなく

芸術家なんだな…と思えた再見でした。

スカレ57_1

↑↑八郎同様影響受ける狸(過去絵)

スカレ57_2

↑↑↑そしてめげる狸(過去絵)

ようやく泣けた喜美子

なかなか創作を始めない喜美子を

八郎が促して、ひとり土練りをする喜美子。

いつも思うんだけど、土練りの時の

喜美子の指が本当に長くて美しいなぁ…


で、百合子が「やっとお父ちゃんとのこと泣かずに

言えるようになった」を聞いてハッとする八郎。

工房に向かうと、そこには今にも泣きそうな喜美子。

…いやこれ、八郎さん気づいてくれてありがとう…って

心から思ったシーンでした。

長女として川原家をしっかり支えなくては…と言う重圧で

泣くこともできなかった喜美子を

しっかり抱きとめる八郎…もうね、ここまで観たらさ、

翌週から喜美子もスッキリして創作して

夫婦二人頑張っていくんやね…って思うやん?

初めて創り上げたお皿もまるまるさんが

固まってできた、かいらしいお皿だし

順風満帆って、思うやん???

…と気づいたら…

2600字超えてるやんけ💦

なんか長々とすんませんッ!

でも、わたくしが言いたいのは次の目次です…

これ、どゆこと???

後半…八郎の沼味が…とTwitterで言った気がしますが

これ…これですよ…皆さん思い出してください…

直子が帰ったあと、お風呂に武志を入れて戻ってきた八郎と

喜美子との離れでのシーン…

スカレ1117

↑↑↑思わず今回描いてしまったやないのッ!!!

ん゛は゛ぁ゛え゛ッ゛!?!?!?

な゛に゛こ゛れ゛ッ!!

喜美子はフツーに直子との空襲エピを語り

それを聞きながら、八郎は手を伸ばして

喜美子の髪を結わえてるゴムを解いて

ふわふわ!って!!ふわふわ!!って髪をね!!

…こんなんやる??ねぇやるの???

あのお布団に突っ伏して

ぁあ゛〜〜〜ッ!!って言ってた人が

こんなんやるの?なんなの??

これからなにがはじm…おっと取り乱してしまいました…

すんません次の週から不穏な空気に包まれるの

覚悟してるので、今日は…こんなテンションで失礼しましたッ💦

最後まで読んでくださって、ありがとうございましたァアァァ゛ッ゛!!!

おまけ

スカレ55

↑↑↑そういや常治沼の絵も描いてました…沼より愛を込めて…!



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