スカーレット109~111話

第19週「春は出会いの季節」前半


いやぁ〜…これまでの週に比べたら

比較的感情は穏やかに過ご…せるわけではなかったァッ!


武志は大学へ


無事に大学に合格した武志は

京都に旅立つ前に、大輔君と学君と

大津まで遊びに行くことに…てか

大輔君も学君も希望の大学に合格したんやね!

おめでとうだよっ!

我が家にはまだこれから受験生がいるだけに

素直に羨ましいな…と思いつつ

この3人の仲の良さ…ええなぁと思ってみてました。


そして京都に向かう当日…

武志は一旦外に出たものの、すぐ戻ってきて喜美子に

「これからは俺の代わりに、おばあちゃんの布団敷いたってな!

おばあちゃんのこと、頼むな!」と伝えます。

な、な、なんていい息子なの…ホロリ!

おばあちゃんのために、毎日布団敷いてたもんね。

出かけるときは早めに敷いてあげてたもんね…

なんつう優しい息子なんですか!!

武志みたいな息子、どこにいるんですかぁッ!

ウチの長女とか次女とかのパートナーとして

是非こういう人に来ていただきたいッ!!!

もちろん姑はこのわたくしですゾッ✨ウェルカムッ!!

(…あ…なんかみんな遠ざかってく気がする…)

喜美子は喜美子で、武志に

「何でも楽しめ」と伝えます。

これ、しんどいことも楽しめとかって

結構難題やなぁ…と思うんだけど、わたくし的に

しんどいことを楽しめる時って

そこに置かれた自分を俯瞰で見られる余裕がある時かな?と

思ったりします。

はは〜ん、今わたくしものっそい泣いてるけど

これはあの時こういうことが嫌だったからだな?

だったらどうしたらまた笑えるかな?みたいなことを

思い巡らせるのが「楽しい」と言うか。

まぁでも、親ってのは理屈抜きで

子供には楽しい!って思える時間を

沢山過ごしてほしいもんですからね…!

(って親になってから、ようやくわかったんだけどねw)


誠実な元夫、八郎さん!


武志が大学に行くお金…喜美子の作品も売れてるし

特に困ってないと思ってたんですが

ななな…なんと…八郎さんったら毎月欠かさず

お金送ってたんですって…!

それを大学資金にしたんですってッ…!!!


いえね、例え離婚したとしても

子供の父親ですからね、それは当たり前のことと

おっしゃる方も多いでしょう…ですが、それを

何年もきちんと実行できるって

相当なことだと思うんですよ…

(養育費払わない人とかも見てきましたからね…)

言葉(手紙)で会いたいを伝え、

息子のために毎月お金を送る…えぇ父親や…!

そんな八郎さんに、喜美子はお礼を言おうと

まつさんが出してくれた電話番号に

一人の時に意を決して電話をかけr…


なにィ!!!???女性の声がしただとぉお!!!


ま、まぁ…別に驚くことじゃないんだけど

八郎さんにもう新たに妻がいても…さ

いやでも初見ではちょっとショックだったわぁ…


結局話を(無理やり)聞いてくれた照子が

声の主は留守番電話の音声ということを見抜いて

やれやれ…で済んだのだけども💦

初見では、そっか…!八郎さんと暮らしてる女性は

確定ではないのだな…と思ったわけですが

再見では、ここまで世間のことに疎い喜美子が

くっきりと浮き彫りにされてて

あぁ…だからこその後半かぁ…と思ったりして。

そう、新しい風ですよね…✨!


まつさん逝く


喜美子の留守電の話があったあと

直子も鮫島とやって来て

久しぶりに三姉妹と母が縁側で長話…

ほんと、この縁側のシーンは穏やかだったり

ピリピリしたり…いろんなドラマを見てきたなぁ。

そしてまつさん、ピンクの可愛らしい編み物を見せて

(初見ではベストかな?と思ってました。まだ袖ついてない状態の

セーターでしたね…!)

三姉妹にえぇなぁ…って言われて…

にしてもまつさん、だいぶおばあちゃんになったなぁ…

顔に老けメイクをしてるわけではないのに

所作がほんとゆっくりで。

スカーレットの演者さんたちは

メイクで老けてみせるんじゃなく、ちゃんと年をとったことを

演技で見せてくるの、すごいよなぁ…なんて変に感心したりして。


そして喫茶サニーにいるまつさん。手には完成したピンクのセーター。

編み始めの時から、ドラマの中には登場してきてて

これで常治さんに見つけてもらう…なんてことを

陽子さんがにこやかにオゥちゃんに説明してて…


まつさん眠るように逝ってしまった…!!!


なんかね、まつさんって人は常治を支え

娘たちを支え、家族のために生きた人だなって

ずっと思ってて。

でもそれって簡単なことじゃないのに

いつもにこにこしてて、でも、直子が

妊娠したって嘘を言った時には

目の奥にゆらゆらと怒りの炎をもってて…


泣いていいかぃ…(´;ω;`)


だってさあぁあ!!喜美子の穴窯だってさぁあぁ

まつさんが支えてなかったら、出来てなかったんだよぉおおぉ!

支えるってお金の面だけの話じゃなくて

精神的に参りそうな時に、駆け寄るんでなく

寄り添うようなさ…まつさぁあぁあぁぁんッ!!!!


オジ八最高!!!


まつさんが亡くなって、あっという間に3年半!!

こういうぶった切りは、武志の出産も省いてたから慣れてるわよ!

3年半…言うたら武志が卒業して帰ってくる春がもうすぐそこ!!

そこまでぶっ飛ばすってことは…喜美子の生活に

何ら変化は起きなかったってこと…ですよね。

でもって、留守電事件以来八郎さんには連絡したんかな?

まつさんのことは知らせたんかな?

武志から伝わってんのかな?

色々思いを巡らせてた初見でもうね…

八郎さんから電話ですよ!!!ドキドキしたわよ!!!


それにしても、照子がもういい仕事してるなぁ…って

再見でつくづく思いました。

一人で暮らす喜美子のもとに、ちょこちょこ野菜を差し入れ

喜美子を訪ねてきた八郎さんと鉢合わせして

口紅でもグゥ〜って塗っとけ!と謎のアドバイスをして

(このグゥ〜ってのが、いかにもオバサンのいいそうな感じ凄かったw)

頃合いを見計らって退散するとか…初見ではサラッと見てたけど

照子がこうやって存在してなかったら

このふたり、ぎこちないままだったかもしれんなぁ…と思えたのです。


それにしても、八郎さん…髪型で老けてるのを表現してるのかな?と思ってたけど

それだけじゃない、本当に40代なかばくらい?の感じが出てて

わたくしね…もちろん今までの八郎さんも大好きなんだけど

この、ちょっと渋みが出てきた八郎さんが、ほんとに好きでして…!

お茶飲んだ後に、少し眉間にシワ寄せるとか、

靴はいて歩き出す前の前かがみっぽいとことか…!

もうね、ネタバレ前提で話すけどさ、

こっから先、ちょこちょこ出てくる八郎さんが

わたくし…どの年代よりもいっちゃん好きなのです!!

何なら「抱き寄せてもええですか」って言った

若かりし頃の八郎さんより、オジ八が好きです!!!

これ語りだすと、5000字超えると思うので

ちょっと黙っときます…w


喜美子がまだ頑なだぞ!?


八郎さんが、割と普通に話してるのに

喜美子は敬語を保とうとする、

八郎さんが武志のこととかも含めてだと思うけど

いつでも言うて下さいって言ってるのに

卒業後の道が決まったからきちんとお知らせしとこうと

思っただけです、って言うてみたり…

だけど、八郎さんを見送った後の

喜美子の突っ立ってる姿と夕日の明かり…!

オレンジ系の明かりと言えば、欠片を見つけた時と

同じっちゃ同じなのかもしれないけど

あの時のやったるで!とはまるで別物の明かり…でした。

背中と明かりだけで、喜美子の心情(これまだ言語化出来ない)を

あらわしてくるのって…なんかもう…ねぇ…!


それにしても、以前は八郎さんのほうが頑ななイメージあったけど

ふたりの再会シーンでは、喜美子のほうがうんと頑なですよね…!?

( ゚д゚)ハッ!これも、新しい風が吹かずに

ずっと独りの世界で凝り固まってるからか!!!

再見でちょこっと見えてきた気がしました。

そして後半は…あの人が!あの人が出てきますよ!!

第一印象最悪だったあの人がw!!!!


…なんか短く言葉をまとめることが

できないのかわたくし…ってくらい

伸び伸びな語りで申し訳ないッ💦おまけもないのに

3000字超えてるやんかッ!!

でも…後半も楽しみだぁ〜〜〜!

ここまで読んでくださって、ありがとうございましたッ✨!













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