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地べたに泥で日記を書いてたら雨で流れて。わたあめ洗ってもたアライグマみたいな顔してたら…

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地べたに泥で日記を書いてたら雨で流れて。わたあめ洗ってもたアライグマみたいな顔してたらマックブックが降ってきたんです。 ホンマなんです。

最近の記事

非連続泥啜的妄想譚 成田編

↑を先読んだ方が何かと都合ええかと、 如何にしてこのお店がキメラになったのか。考察していきましょう。 *ザッと書いてから気付いたんですが、これ関東やのに出てくる人全員関西弁なってました。ご了承ください。 在阪局が二夜連続で”時代を超えた家族の絆を描く”みたいな辛気臭い人情物ドラマ作った 的な。 以下、自己都合でミッシングリンクを埋めてみた です。 1960年代のとある夏。高校から帰ってきた一人息子は食堂の手伝いもせんと二階の窓開けてギター弾いてたんやろな。 ほんでこ

    • 泥啜風土記 成田

      昼夜逆転も行くところまで行けばAM4時っていう漁師でいうと寝坊の時間に目が覚めるようになりまして。 てなると丸々1日暇なんすよね。別に漁師でもないんで。 何にもやること無いんで。 「まあ海見に行こ」 なりますわな。当然。漁師ではないけど。 最寄りの海っていうと東京湾になるんですが、それはあまりにも芸が無いと。 エニウェイ日本のとっ先、銚子に行ってみようと。 早い話が行ってみたかったんですよ。 もっと早い話が行ってきたんですよ。 まあでも自分が住んでるとこから

      • 非連続泥啜的妄想譚 立石編

        先こっち読むと何かと都合ええかと。お暇なら。 この世界の人間は二種類に分けられる。 勝ち組と負け組。 あるいは持つ者持たざる者。 また、あるいは立石バーガーを与える者と 立石バーガーを求める者。 俺たちは生まれる前からずっと立石バーガーを求めるだけの持たざる負け組だった。 ここは立石強制収容所。 人間の収容が始まったのは何世紀も前のことらしく、人々は”なぜ収容されているのか”という疑問を抱くことすら忘れてしまった。 何世代もの人々が壁の中で生まれ、育ち、そして

        • 泥啜風土記 立石編

          最近は起きてる時間のほとんどを歩いて過ごしている。暇だから。 歩いていると色々な発見がある。 例えばこの不審な筐体。 まさかのオール100円。まさかのほぼソールドアウト。 残っていたのは一目でハズレと分かる立石バーガー。 自販機を覗き込むとすぐ後ろでおっさんが座ってこちらを見ている。 "自動販売"の定義は人それぞれだ。 100円と書かれた硬貨投入口っぽいところに50円玉1枚と10円玉5枚をねじ込みボタンっぽいものを押すとバーガーっぽいものが包まれたっぽいものが転が

        非連続泥啜的妄想譚 成田編