2024/1/15最近、よく泣く話

ここ一年になってからだろうか。
よくドラマや映画作品の主人公に感情移入してよく泣くようになってしまった。
具体的には、
アニメ映画、パプリカで粉川刑事が
トラウマを前に半ば諦めの境地と向き合う苦しみに耐え抜きながら、小山内を撃ち抜くシーン、
それにつづいて、粉川刑事自身の映し出す親友に語らせ自分を受け入れるシーン、

omoriというゲームのサニールートにおいて、心地よい妄想の世界を自ら手放しながら、かつての夢の世界に重なる友達に真実を告げるシーン、
あるいはオモリという心地よい妄想と自己嫌悪の罪悪感を振り払えず飛び降りるシーン、
あるいは引きこもりルートで自らの死とともにあるいは町を無言で去ることで過去にお別れを告げるシーン、

今日の具体例はcolorfulというアニメ映画で、
自由に楽しもうとすればするほど、嫌な人間になって独りになって、再挑戦はない。真は死んだんだと歩行橋を歩きつつ泣き出しそうな真の前に現れた早乙女との出会い、展開が見えつつも、半年後に真を本当に失ってしまうであろう人々を哀しむ真。

現実の自分に立ち向かう勇気をふるう主人公や、
勇気をふるうことのできない悲しみや、
生きることの辛さとその中でほんのりと感じさせられる希望を見出される過程が好きだ。

主人公の戸惑いや恐れがふとした他人との触れ合いでとけて、解かれていく場面が好きで好きでたまらない。









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