うみねこのなく頃にEP2終:感想
※個人の感想です。
なるべくネタバレなし。
郷田さん普通の人だったわけね。
完全に巻き込まれなのにEP1よりちゃんと掘り下げと決めるの憎めないというか並の人間では出来ないのだけれど。
それとベアトリーチェが善でも悪でもなく、また右代宮家も魔女からすれば狭い狭い世界で生きている『ただの人間』に過ぎなかったわけだけれど『ただの人間の意地』を紗音や嘉音が見せてくれた。
けれど…あらゆる意味でしこりが残るなあ。
右代宮楼座や真里亞はなるべくなら依存しない方がいいのは…いや、我々があらゆる『客観的なら言えてしまうこと』は『誰しもは頭では分かってる』ことでもあるし、それが出来ないから根深くなるわけです。
それなのに…みな、人を巻き込む幸せを選ぶ。
本当に恐ろしいのは我々人間ですね。
降りられないのか…
そう考えてしまう。
なんだか貴族や金持ちといってもこんなくだらない遅れたしがらみに囚われるのならもう貧乏でいいや。
現代サザエさんみたいな家庭はないけど、現代サザエさんみたいな家庭も住みたいとは思わないし。
ちびまる子ちゃん世界でもムカつく親族結構いましすね。
それでも『EP2』での愛について、戦人のカッコ良さ、理想郷のない現実は考えさせられた。
どこまでいってもみんなないものねだりで完璧を求めがちな自分達にとって考えさせれることや、止めてくれる人の必要性、自立する選択肢について色々と考えるように。
右代宮楼座の報いが早すぎるわけだけれど、こっから絵羽さんやさくたろ事件とかもっと残酷な一面を戦人を通して見ていくのか。
重い世界だ。
けれど人の意地と魔女のきまぐれの始まりがここから始まったのかもしれません。
じっくり見守ろう。
そしてラムダデルタが参戦。
展開がもう最初からクライマックスなのに今後の盛り上げ方が上手いなこのゲーム。
なんだかこの世界は魔女に遊ばれているので遺産相続だとか右代宮留弗夫がヤバいタイプだとか色々覚悟しないとEP6か7まで持たない。
引き伸ばすのなあ…
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