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アカエイが教えてくれた

物事には理由があるものと理由があるとしても理不尽なものが存在する。

昔の話です。

いつも遊泳に来ている場所で海水浴場ではない所まで入った事があります。

やはり危ないとはいえ深さや魚の多さが段違いで楽しかったですね。それから満足してその場から陸へ上がると

生の動くアカエイが浅瀬から泳いでくる姿を発見。

当時の地上波が良くも悪くも過剰にアカエイをはじめ海の恐ろしさを放映していたので周囲も私も驚いてましたね。


アカエイ

以下引用。

最大幅1.5メートルに達する。アカエイを含む多くのエイは一般的に全長ではなく鰭の幅(体盤幅)で大きさを測る。他のエイに共通するように、体は上から押しつぶされたように平たく、座布団のような形をしている。左右の胸鰭は緩やかな曲線を描くが、吻は尖っている。背面は赤褐色-灰褐色で、腹面は白いが、鰭や尾など辺縁部が黄色-橙色になる点で近縁種と区別できる。背面に目があり、噴水孔が目の後方に近接して開く。腹面には鼻孔、口、5対の鰓裂、総排出腔がある。
体表はほとんど滑らかだが、背中の正中線付近には小さな棘が並び、尾に続く。尾は細長くしなやかな鞭状で、背面に短い棘が列を成して並ぶ。さらに中ほどには数-10センチメートルほどの長い棘が1-2本近接して並び、尾を鞭のように払って刺そうとする。この長い棘には毒腺があり、刺されると激痛に襲われる。数週間も痛みが続いたり、アレルギー体質の人はアナフィラキシーショックにより死亡することもある。棘には鋸歯状の「返し」もあり、一度刺さると抜き難い。刺されたらまず毒を絞り、患部を水または湯で洗い流した後、早急に病院で治療を受ける必要がある。なお、生体が死んでも毒は消えない。
クロコダイル・ハンターとして著名なスティーブ・アーウィンは番組の収録中に棘に刺され死亡した。

Wikipedia

SFもびっくりな設定が多すぎじゃないですか?
死んでも毒は無くならないとは流石。
返しもある棘とか尻尾触れませんね。

「いーとーまきまき いーとーまきまき
ひーてひーてとんとんとん!」

でお馴染みのイトマキエイ(※ビーストウォーズメタルスの影響かもしれません)にも猛毒の棘がありますからね。

関係はないのですが炙って食べる物と知らず酒と一緒にエイヒレを食べてアンモニアにやられた事があります。
珍味あるある。

エイはサメと変わらない種族と聞いて昔から好きでしたが殺意を込められた自然界を生きる自衛力の高さを知ると

「そりゃあやたら遠回りの藁人形と五寸釘じゃ人死なねえわ。」

と思うほどにドストレートなデンジャラス要素に惚れてしまったのでしょう。

そう思うと「呪い」は
「ハイリスクノーリターンはやらない方がいい。」
と先人が身をもって教えてくれた理由のあるもので創作意欲も湧かす人工文化。

「アカエイの毒」
は「洒落にならないから気をつけてね。」
と理不尽かつほぼ対処不可能な現実を先人達の屍を糧に知る文献と理論かもしれません。

アマゾン川にいる淡水エイも巨大で猛毒なので恐れられていますね。

私はあの時アカエイにやられなくてよかったのか?
それ以上考えるのはやめた。

またエイモチーフの作品探そうかな。
ファインディング・ニモのエイ型の先生好きなので。

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