2024年7.30手記:アトロポスマインド

   「仮面ライダーガッチャード」を見ていて冥黒めいこくの三姉妹さんしまいを追う目的もあってずっと見ているのですが一番性格が悪いからか上司(グリオン様)が現れた時に保身に走るラケシス、良くも悪くも義理堅ぎりがたいクロトーの戻れない人生、そしてアトロポスの目的のために相手を利用するもいつも悪口ばかり言われるのでじっくりと目的を果たすために怒りをこらえ行動するその姿に今の自分を重ねてしまう。

    目的の達成のためには信じたくもない恨んでいる人間や相手にも頭を下げる必要があるし、関わりが悪いとこちらの怒りを耐えてまでチャンスがやってくるその時までたえ続ける過去がないと冥黒めいこくの三姉妹さんしまいはこれまでしてきたこともふくめて好感度を持つことはない方もいるかもしれません。

    仕事ならある程度は腹にいちもつ背に荷物にもつでなんとかしようとできるものの家族だとか資金源を持つグループ、または卒業までの小・中学校の人間関係だと自分が望んで選べる関係ではないからしがらみをかかえる中でチャンスをねらう行動もせざるをえない。

   アトロポスの生き様はグリオン様への生みの親としてか父としての情じょうを信じながらの計画なので時にラケシスやクロトーをグリオン様のために見捨ててしまう冷酷さがより孤独を産むのかもしれない。

    そんなアトロポスの物語や冥黒の三姉妹の生き様はつい仮面ライダーガッチャードを追う理由になる。

    私もいつまでアトロポスマインドで生きていくことになるのだろう。
   今日をあらがうことで正気をたもつしかない。