うみねこのなく頃にEP2:途中感想
※なるべくネタバレなし
ボリューム多いなあ。
CS版(粋)ひぐらしのなく頃にも単行本は言い過ぎですが、文庫本一冊分と言われるだけあって時間が足りない。
あとトリックとかそういうのもう関係ないじゃない。
蔵臼さんと留弗夫さん一番怪しいと睨んでいたのに。
もう開き直り方が潔すぎる。
噂で聞いていた以上。
やっぱ竜騎士07さんの話好き。
途中だけれど感想
紗音と嘉音、朱志香 と譲治のそれぞれがベアトリーチェの介入があり、別の出会い方なら良かったと口にする場面もある中で紗音は強い人だなと実感する。
郷田さんはベアトリーチェにベタ褒めの料理の腕だけれど多分ベアトリーチェはその最高の褒め言葉が彼に届かない事を見越している気がする。
けれど最初に紗音と話していたベアトリーチェはまだまともですぐ側のベアトリーチェに気付かずに涙を流す金蔵氏に『愛がなければ』と悲しげに呟くシーンから紗音と譲治のことと自分自身の過去も相まってジーンとしてしまう。
仮面ライダーギーツで、鞍馬袮音の現在と何だか被る。
『愛がなければ幸せになれない』
しがらみの恐ろしさを味わってなお生き続ける理由を知り、生まれを変えられず、現実を歩まざるを得ない人生で一時の愛情を信じて傀儡を降りた紗音はかっこいいと私は思う。
そして評判の悪い右代宮楼座と真里亞。
二人の事情を少しだけ耳に入れてあるけれど誰も攻めれないのに検索エンジンで罵倒されてるのを観ると
『高みの見物決め込んでこういう話を吹聴する奴に言われたくない』
と毎度思う。
『ひぐらしのなく頃に』と違ってすんなり話が通るわけじゃなさそうだから夏美編こと染伝し編って可愛いものなんだなとこれから待ち受ける残りエピソード7.5が遠く感じる。
それと(※現時点の)ベアトリーチェ見てるとハリー・ポッターも見たくなる。
あっちも映画は三作だけみて原作未読、炎のゴブレット以降観れてないのが気がかり。
話を戻してベアトリーチェの印象は
スリザリンというほど他の魔女とは
『話すのは飽きない』ぐらいには浅くも深くもない関係で身内優遇しない。
レイブンクローほど変わったところも個人主義もなく、親切心をヒトにもほどこすことはあるけれど会議の瞬間は六軒島の人達に容赦しないなどきまぐれで誰かと利害関係で組みそうにない。
あまり知らないで言うのもなんですが
ベアトリーチェがハリーポッターの世界にいたら
『ハッフルパフ卒業生の感情的な絶対的権威者』
そんな印象を受ける。
竜騎士07さんは「実はいい人」描写をするとよく言われますが個人的には「絶対悪や絶対善が苦手な人」なんだと私は考えてます。
『少しだけ幸せそうに生きている人には通じない様々な個人の事情がこの世にはある。
それが納得出来ない形に見えても。』
挫折したことのない人間から騙されそうになる時、または乗り越えたからと押し付けらそうな人を見つけた時の教訓にしている。
勿論作者がそういったのでもなんでもなくて、「痛みを知っている人間」の物語は読めばすぐに入り込めるから。
個人的に創作している自分にとって耳が痛い話でもある。
幸せそうなのに破綻していた方との楽しかった話をしていた瞬間もあったから余計に。
とりあえず、うみねこのなく頃にEP2からEP4またはEP7まではこれが続くかあ…。
人と魔女のやり取りが紡ぐ世界を楽しもう。
追記
関係ありませんがRISEが日曜日にやるとのこと。
うみねこのなく頃にの後にやるRISEファイター達のやり取りも中々のヒューマンドラマだから時間を合わせるか。
RISEのヒューマンドラマは個人的に心霊マスターテープシリーズに似てる。
RIZINがFateで新生K-1はBLEACHとひぐらし、SBは(※女性ファイターがいても)男塾だと思って楽しんでます。
ONEはドグラマグラ。
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