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Memories of Account.3

草の上
水の泡に
乗ったまま
毒を隠した
蜘蛛の牙

    人の想いは綺麗事や優しい嘘で守っている部分もあるのかもしれない。
   決して美化は出来ない側面そくめんや一面でしかなくて、無視できるのならしたいフタだったりするのだろうか。

   ドボッとあふれそうな汚れを無視し共存する方法もあれば、さっと掃除して自信をもつやり方もある。

   ここ数日気力が全てせていた。
何をやっても上手くいかないと決めつけてしまって空元気からげんきでなんとか保って身体を壊す。

   常に日々が課題ばかりならもう少しやわらかく受け止めてもいいのだろうかと考える。
   すぐ隣を歩く人間の誰かに羨ましさとそう思わない部分を抱え込みながら、今日も疑問を抱いたままチェックし終わる。

   それだけの話。
   でもそれだけじゃなかった。

   隠した毒はいずれにじみ出るのかもしれない。
   食らえば確実に仕留められるけれど。
   そこまで警戒したくないのが本音なのだろうか。
   新たな悩みを抱え今日も呼吸をする。

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