余韻を残すの:Sayoriから竜樹選手へ
※個人の体験かつ感想です。
ドキドキ!文芸部というインディーだったノベルゲームがありました。
ドキドキ!文芸部でSayoriはそこまでマークしていなくてMonikaとYuriNatsuを楽しみながら文芸部プラスを昨年プレイ。
ドキドキ!文芸部をネタバレを踏まずに楽しんでいたのが今から5年前。
𐰶過去の体験
私は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』に登場する由比ヶ浜結衣が苦手です。
シンプルに闇がない!
どのカーストにも所属出来る女子生徒というのが私が昔体験した出来事を深堀りさせられてしまう。
昔、クラスでは中々のルックスの女子生徒がおりました。
友達は不良系や可愛い系の女子が多く、それなのに小学校からの腐れ縁なのか私にも塾で寄り添っていました。
その時私は初めてかつ義務教育の中で唯一四ヶ月だけ不登校でした。
それでも塾にいってて、その女子生徒にとても心配されました。
別に友達としてでしたしその子に威嚇された事もあったので様子を探っていました。
どうやら暴走した不良生徒の愚痴を聞いて欲しかったらしいと。
それからなんとか高校生になり、女子生徒はいきなり大人になっておりました。
染める事もせずただメールのやり取りで何故か私に『彼氏が出来ました。』
と。
『あれ?あーただいぶ歳上の彼氏いませんでしたっけ?』
あるんだなあ。
立ち位置ハッキリしているのに色々と開拓する女子って。
結局私の中でその人の事はよく分からないまま疎遠となりました。
でも友達としての付き合いってほぼなかったような。
それから俺ガイルを見て由比ヶ浜結衣を知り、
「あっ」
となって私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!に目移りしました。
話を戻そう。
Sayoriは文芸部の主人公(※キャラはあるけれどプレイヤー視点)の幼馴染みで部活に入っていない主人公を文芸部へ誘うというチュートリアルのような展開で誘われるのですが現時点で知ることの出来る情報は
「朝が苦手」
「夜型ではない」
「ストレスを何処にも吐けなくて主人公にも打ち明けられない」
「日常に対する詩が謎しかないのに何処か他人事では無い」
という点。
それからSayoriは有名な展開かつネタバレになるのでこれ以上はやめておきますが、ある事をしてしまう。
私は夜型人間で朝も非常に苦手。
夜に見る夢はたまに大学生の恋愛だったりするのですが基本は高校生で単位を落とす夢で出勤時にダメージを負います。
素直に体調に従う私と体調すら誤魔化すSayori。
それは強さでも虚勢でもなく
Sayoriが「生きていくためにはそうするしかなかった!」
という叫びでもあると思います。
最初はそれが怖かった。
しかし、後に転機が訪れる。
𐰶ムエタイファイター竜樹選手
!
※ここまでエキセントリックなのはツッコまれても事実なのでご了承頂けると幸いです。
2018年にウィラサクレックジムと総本部ペガサスジムとの対抗戦があり、その先鋒で竜樹選手が現れました。
物静かなファイターが多く、勝ちも負けも両ジムが余韻を残す激闘を繰り広げていまして竜樹選手のパンチ力はその2年後から現在まで記憶している。
そのパンチ力は余韻を残すのです。
残しすぎて独特なKO勝ちをするのです。
彼が幼少時からそれまでのどういう試合をしていたのかは知りませんでしたが今よりもほぼ情報が無い状態でここまで記憶に残すのは個人的に興味深かった。
あれ?Sayoriの時も同じこと思わなかったっけ?
そう、
余韻を残すのです。
特に何も情報はなくシンプルな謎で掌で踊るこの感覚が。
それからドキドキ!文芸部にハマり、竜樹選手が試合に出ないか楽しんでおりました。
現在、彼は怪我ですがそれ以上はやめます。
𐰶総括
自分は「闇」とか「重さ」
よりも「深さ」
を中心に考えるのだと思います。
例えば、自動車の左寄り走行(※現在日本では)は奥が深いらしいのです。
だから運転免許試験はシンプルに考えれば良いのですが中々一筋縄には行かない。
それは知性や才能ではなく「問題に慣れるかどうか」にあるから。
教本に書いてないことは問われない
その点をSayoriから竜樹選手へ。
竜樹選手からSayoriへ、と没入したのかも知れません。
歌で二番目の歌詞やBメロに本音を歌手が録音するように。
ある内容で現実を問う。
けれど私は朝が苦手なままですし、今はSayoriのように太陽の光について詩を書く力は身についておらず、ムエタイファイターのような首相撲も出来ません。
肘ありでも肘なしでも。
そういう余韻は、そっとしておく方が安全運転。
※余談
竜樹選手に関してはプロレスかホラードキュメンタリー来ないかなあ。
年末なので彼の試合をずっと観ながらそう思う。
彼の技術と取り巻いていた時勢…そして自分の経験から織り成すことが出来るか?
それこそ文芸部にハマった私の課題。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?