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「想像されることがない背景」闇ドラ:私の感想
※自作の感想です。
拙さから少し恥ずかしさが溢れるも、自分自身五年前から生きづらさを実感し、アウトプットしていたのですね。
闇ドラを描こうと思ったきっかけは、人には伝えづらい就活を約四年続けて「配慮」だなんて綺麗事の先に月給一万という現実を突きつけられた上に信頼していた人の遅れた指導を信じてしまった私自身の過ちからでした。
逆に言えば「この経験があるから固定概念は可能性を狭める罠。」
である事を経験できたのです。
何度も何度も幸せそうな人間と比較し、めげて、許せないと勝手に思い込み…
あまつさえ、藁をすがる思いで辿り着いた先々ではよく分からない優劣と身勝手な外側の対立煽りに阻まれて消耗しておりました。
そこで自分が好きなキャラクターを元に、闇ドラの 主役「あなた」が産まれました。
「生前が無い幽霊。」
前例のない世界に放り投げられた存在の生活。
モチーフは仮面ライダーディケイドの主人公で、辺りを旅し、人間社会に絶望して亡くなった「わたし」に感情移入して仲間になる。
性格としては
・苛烈だけど人助けもする。
・きまぐれ
ぐらいが共通点でしょうか。
当時、この作品の読者から
「韓流?」
と私は全く見た事がないのにそう評されたことがあったり、
「生きづらさの中で日常を大切にする二人がいい。」
とある程度狙えた部分を評価されたこともありました。
執筆当時はプロレスや仮面ライダーアマゾンズ等にも影響されていて、改めて読んだらそのモチベーションがわかる懐かしさが個人的に蘇ってきました。
ただ、一次創作はこの作品が初なのでまだ訴求性が足りない。
本当はもっと感想でも書きたいことや思い入れがありますが短文になりますが、当時では出来なかった執筆目標をことばにすると
「非現実を死んでも生かされている当事者霊と他者霊がつむぐ些細な日常」
皆が当たり前に友人がいて、家族がいて、居場所がある…正直今でも羨ましい。
だとしたら皆様はその状況を当然とも特別ともラベルする必要はなくて大丈夫…。
それは今だからこそちゃんと伝えたかった。
私の中で自己と他者との関係でつまづいた歴史を大切にしようと考えている部分を描こうとしたのかもしれません。
その情熱に関してはなくさないように努めます。
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