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Natsukiが好きな理由

ドキドキ文芸部!で比較的ファンが多いNatsuki。

理由は彼女の詩でしょう。

ワシは飛べる
サルは登れる
コオロギは飛び跳ねられる
ウマは駆けっこできる
フクロウは見つけられる
チーターは走れる
ワシは飛べる
ヒトは努力できる
だけどそれくらい。

ワシは飛べる(日本語訳)

短く確信をついています。
私はこれを読んで優劣に悩むことを辞めることが出来ました。
かくも愚かな生き物。
それが人間というだけ。

他にも彼女の詩で自分に刺さるものもありました。

エイミーのこと聞いた?
エイミーはクモが好き。
べとべと、もぞもぞ、もじゃもじゃでキモイあのクモが!
だからわたしは友達にならないの。
エイミーの歌声はかわいい。
わたしのお気に入りのラブソングを歌ってたな。
サビを歌うといつも、歌詞のリズムにあわせて心がどきどきした。
でもあの子はクモが好き。
だからわたしは友達にならないの。
いちど、足を大けがしたこともあったな。
エイミーが保健室に行くのを手伝ってくれた。
わたしはあの子にさわらないようにした。
あの子はクモが好きで、手もキモそうだったし。
だからわたしは友達にならないの。
エイミーは友達がたくさん。
いつもだれかしらと話してる。
たぶんクモについて話してるんじゃないかな。
もしあの子の友達もクモが好きになっちゃったら?
だからわたしは友達にならないの。
他に好きなものがあったって知るもんか。
ひみつにしてたって知るもんか。
傷つく人がいなくたって知るもんか。
キモイんだ。
あの子はキモイんだ。
世界にクモ好きの人なんていない方がいいんだ。
だからみんなに話しちゃお。

エイミーはクモが好き(日本語訳)

マニアックな趣味を持っているけれど、捉え方が違うからその受け入れ方もみなと違う。
昔は共有した方がいいのか悩みましたが、自分が持つ大切な気持ちは自分のものなので、その気持ちを育てることが私の一興なのだとも感じました。

どこかで責めていました。
自分に。

認められよう、ウケようと相手に委ねようとして流されていく自分に。
私は私。

Natsukiのようにはならないけれど、自己理解を高める為の練習は必要ですね。
エイミーはクモが嫌いでも、ビーストウォーズで育った私はクモを気に入っている。

ただ、それだけなのだ。

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