うみねこのなく頃にEP3終:郷田三部作感想

※なるべくネタバレなしのつもりです。

前編

  好きな人やファンには申し訳ないけれどこの辺りのベアトリーチェがウザイ。

  逆に言えばそのアンサーとして紗音しゃのん嘉音かのん源次げんじさんの活躍の為に引き立て役になっているとも言える。
ベアトリーチェの執事が良い感じで意地悪なので余計。

  って思ってたらええぇ?
ダ〇の大冒険…少年漫画みたいな畳み掛け!

「ミステリー展開のうみねこも見たくないか?」と言われれば嘘になるけれど潔いどんでん返しが最早笑える。
戦人ばとらがいいキャラしているからベアトリーチェのウザさも軽減出来ますし。

  さらっとベアトリーチェ他作品だったら佳境かパワーアップイベントみたいなことを早い段階でしてる。
七つの大罪ズも引き立て役として優秀。
ビジュアルだけしか良いとこ見つからないけれど、読んでいけば掘り下げあるのかな?

  うみねこのなく頃にのキャラクターって基本的に「ひぐらしのなく頃に」みたいな掘り下げは少なくても感情移入出来るキャラが少ない。
面白いし魅力はあるし、ああでないと話が進まないのは分かるけれど「展開」「サスペンス要素」「演出」「音楽」は素晴らしいけれどEP8もある上に右代宮家うしろみやけいとこーズ含めても話が重い上に理由が理由なのでリアルタイムで追ってないとキツいのがなあ。

 仮面ライダーキバ観てる気分なので自分は好きではあるものの使用人達の物語がクオリティ高すぎてそっちがいい。

 ただベアトリーチェの掘り下げや過去も明かされるのはいいけれど逆に言えばこのままのキャラクターを突き抜けてくれれば応援する。
まあベアトリーチェも「右代宮家の闇」の被害者でもあるのかな?(※EP1から3まで見てると)
人間の悪性を知りながらもなおも可能性を見出そうとしているのは戦闘狂らしくもありますし。

  でも!
金蔵きんぞうさんのキャラを考えるとあの人にとっては全て本望だからかベアトリーチェとしては悔しいかもしれない。
ここに関してはベアトリーチェも巻き込まれただけでもあるので先が気になる。

 「ひぐらしのなく頃に」でおりょうさんの説明不足を知って以来(※原作チェックをしてアニメとの変更がありしだい訂正の可能性がありますが)、急に優秀だったって展開が一番笑えないのである意味で右代宮家は素直というか、なんというか。

マジカルバトルよりもベアトリーチェの掘り下げを待ってる。

  そんなことを思っていたら割とはやくおとずれた。
約束はちゃんと守るし、良くも悪くも周りが見えず価値観が違うだけで聞き分けはいいんですね。
ベアトリーチェらしいというか。
人間よりは遥かにマシなのね。

  うみねこ版草加雅人が右代宮楼座うしろみやろうざか。

後半

  武士道精神がある?だとお?
うみねこ好きの人から風の噂で聞いていたとはいえ、『こいつら想像以上に業が深いしやばいタイプ達じゃないか!

  そんなもん最初から気付けよって話ですけれどいとこーズはある程度巻き込まれ系主人公気質で親族ズは「アウトレイジ」と思えば言い方が悪いのですが物凄く面白い話です。

七つの大罪ズ改め「七杭ななくい」の使用人とベアトへの考え方が変わった。

  そしてベアトリーチェ見直した。
(※この自分自身の現金さに後、うみねこの恐ろしさを知ることになることはまだ知らなかったのであった)

 それと同時にここまで全ての展開、内容、面白さを感じる作品は久しぶり、か。
それとも初めてか。

戦人ばとらではないが私も先へ進もうと思います。
フィクションに何言ってるんだよって自分でも。思いますけれど…こんな熱くなる作品は滅多にで会えませんからね。

しかと楽しもう。

※ひぐらしのなく頃に久しぶりにプレイしよう。
なあに。
影紡かげぼうし編と漫画版鬼曝おにさらし編を読むだけでいいのだから。
低賃金ブラックバイトで何年も時間を無駄にしたことに比べればメリットしかない。

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