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ついていけない世界

  官能小説を読もうと昔試みたことがありました。

  表紙に座っている妙齢の女性のイラストにただならぬ圧を感じてあらすしを読んだ。

「※約してます

不登校の男子小学生が義足の六十代で家庭教師の女性に惚れる話。」

  突き抜けすぎじゃない?
凄すぎて買ってしまった。
未だに読めてません。

  多感な時期ですから言語化が難しいのですが、今も昔もそこまで歳離れていると恋に行くまでには時間がかかりそう…とか…この主役らしい女性の性格が強烈かもしれない…と非現実的過ぎて思い出すと笑ってしまう。

  名探偵コ〇ンの灰原×江戸川のカップリングが全世代に浸透している中、この攻め方は好き。

  けれど変な意味でなく、恋愛系統は若手の方が飽きないし面白いと私は実感しています。

  逆に言えば官能小説の世界にも挑戦者がいる楽しみが増えた。

  読むか?と言われればまだ一歩踏み出せないのが正直な感想。
あらすじが強すぎる。

  それと自分が知っている若手はこのような恋愛に至りそうになさそうなのが。
だからかな。
  ここ三年であらすじをインプットできた書店で見つけた作品は。
読みたい!
この強さだけで個人的に面白い!

  ですが、自分も物語を書いていて考えているのですが「若手がとっつく作品」を目指したい。
こう…年長者向けの作品を突きつけられるのもなんか違いますし。

  それに大人向けと言われるものより対象を広げた話が自分も好きではあるので(※だから官能小説のジャンルにあるのかもしれませんが)。

  そうなると若手が取っ付きそうなテーマをじっくり探す目的が出来た。
そうなると文章だけだと限界がある。

  陽キャラだとかカースト上位に媚を売らずに現代を生きる若手から年長者までを取り組むため、既に出来ていることを振り返る必要が出てきた。
その方が燃える。

以上「客観的な世界」でした。

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