うみねこのなく頃に感想終
※個人の感想かつなるべくネタバレなし。
結論だけ先にお伝え致します。
シュリンクフードが浸透していく中でハイボリュームで濃厚なノベルゲームで、もはや神話と映画の中間。
それが「うみねこのなく頃に」
音楽だけは発売当時の15年前から知っていましたが、コンシューマー版で一部収録されていない代表曲もあるとはいえ素晴らしすぎるクオリティの原曲。
特にエンドレスナイン。
お気に入りです。
ただ、フィクションとはいえ、現実は残酷と言いますか綺麗にはいかない。
右代宮家や魔女達の「闇が深い」と受け取るか人と魔女達のどうにも出来ない現実の出来事や葛藤を「業が深い」と受け取るか。
第三者以上の者達にとって、様々な真相は受け取り方によって変わってしまう。
猫箱を確認する以外に真相を知る方法は無い。
知らない幸せと知らされてしまう理不尽。
ただ、人生とはそうなのかも知れません。
舐めていると痛い目を見る。
そこで綺麗事を言えない現実やそれをひた隠し、永遠に明かされることのなく眠る愛憎を抱えながらどう生きていくのか?
その答えは八百万。
上手くお伝え出来ていないかもしれませんが、この言葉で締めさせていただきます。
『また、何かのなく頃に』
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?