2024年9.1手記:「レンズ越しに切り取った景色をみつめても」

    だれかと関わるのはいつも難しい。
    きっと色眼鏡いろめがねやバイアス……いや、そんな難しい言葉で片付けたくない。

    自分がいつも撮っている景色はほんとうは色あせていても大切な記憶で誰にもうばわせないように守りたい人生でもある。

   のかもしれません。

   悔やんだあの景色も、罪を積み重ねてしまった友とのやり取りもすべて。

    くもったレンズをなぜふくのだろうか？
    それはまた新たな景色を撮るため。

    同じ景色はもう二度とみれない。
    もうあてにならない昔は良かったをぬぐいさって前へ進めない時も自分も誰かも大事にできないだろうか。

    本当に遅すぎることがないとしたら今後どうする？

    いつも試されてばかりでは辛すぎる。
   観念かんねんだとか四字熟語よじじゅくごに問いを立て、もう流されないと挫折ざせつと現実を生きていく。

    たとえ結末が見えていたとしても。