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一周回って麻倉葉へ

シャーマンキングを最近読みはじめています。
アニメで少しだけ見ていたくらいで思い入れはなかったのですが、何となく買って読んで見ました。

「音楽聴いてのんびり過ごせたらいいなあ。」
という麻倉葉に小山田まん太は「そんな人生なんて歩めるわけないだろ!」と正論。
けど小山田まん太は麻倉葉に賛同はしているような描写から物語は始まります。

一話から読んだのが初めてだからか麻倉葉がこんな自分と近い発想の元、シャーマンキングになる為に四歳から修行をしていたり霊界隈の衰退と共に今後どうなるのかという先の無い悩みを抱えていた主人公とは思っていませんでした。
反面、小山田まん太の気持ちもよく分かります。

初めてゲド戦記の主題歌を購入してから自分の中で音楽を聴く習慣は続いています。
金も何も無くて、流行の曲を聞ける環境にある同世代を羨ましく思っていたあの日を思い出す。
その時にはシャーマンキングのアニメが終わって結構は日は経っていましたが、欲しい物も今より無くて仕方なく本を買っていた日々。
古本屋で名前も知らないけれど心に残る漫画はどれも少年ジャンプでもサンデーでもなかった。

嫌だったんですよね。
モンスターハンターもフェアリーテイルもクラスで除け者にされながら流行っていたのが。
モンスターハンターは操作が難しくて苦手でフェアリーテイルはワンピースと当時は区別がつかなかったという理由もありました。
今ではフェアリーテイルの原作者が描いた他の作品やモンスターハンターの世界にいるモンスター達の生態や技、それに纏わるネタも調べる程度には好きにはなりましたが。
流行りが嫌いなのでは無くて多分楽しんでる義務教育時代に関わった人達が大嫌いなだけでした。
作品も義務教育時代が終わってから楽しめてますし。

シャーマンキングは高校時代以降の友人が読んでいて詳しく内容を教えてくれました。
感想でも考察でもなく、本当にシャーマンキングが好きだという人の話を聞けたのも初でしたがネタバレを避けてくれたおかげでフラットにシャーマンキングを読めるのは友の配慮のお陰だと感謝しております。

麻倉葉が今後どうなるのか?
気になる楽しみです。
と言っても麻倉ハオに関してはアニメで観てしまってそこそこ記憶に残っているのと原作でもとある事情で最終回を知らされているのでそれさえもほぼ風化している今読むというのも縁があると私は感じています。

そして私は侍が好きかもしれない。
思い入れのあるデジモンもザンバモン。
おあとがよろしいようで。

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