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座学ギャンブル

※個人の体験です。
恨み清算話でもあるので不快な方は戻る矢印かブラウザバック推奨です。

  いつの時代か忘れましたが、自分は周りからインテリ気取りと濡れ衣を着せられ、言われた人間でした。
  ただのにわかオタクなだけですのに。

  そんな私が1VS多人数に勝った記憶があります。

  それはテスト!
  しかもほぼ後から聞かされましたが

「〇〇点以下は集まって再テスト」

  で、その時勉強を塾?でなんとか補っていたレベルで家では何もしてこなかった人間であった私が

・普段は弱い者にだけ筋肉の強さを誇示するヤンキー。
・彼女かほぼギスギスしているだけで群れた気になっているヤンキー。
・見た目を利用しているヤンキー。
  
などなど、別に優劣とか比較とかそういうことではなく


  だった人達より少しだけ点数がよくて赤点を回避し、全く期待を裏切らず上記の者たちは再テスト組として集められていました。

  フィクションだとこういう場所なら「なんであなたが?」みたいなシチュエーションがありそうなのに

「こいつら武力と性欲しか取り柄がないから当たり前のように勉強してこなかったのかよお。
何やってるんだ。」

  いやいやいや人のこと言えなくない?
  私は当時、「良かったあいつらの中に入らなくて。」
  と恐怖から解放されオーバーにほっとしてました。

  すると、それなりに仲良かった女子生徒と話すことがあって

「危なかったなあ。
ほぼ人に言える点数じゃなくてあそこにいたらどうしようかと悩んでた。」

と話してくださったので

「調子悪いことなんて誰でもあるし、〇〇さんからはそんな感じは見られなかったから大丈夫。」

  その後に私は内心嬉しかったのかこちらも人様に言える点数ではなかったのに隠せない喜びを伝えましたら

「そ、そう。よかったね。」

  と気を遣われました。
  いや、励まそうとしたんだ。
  ほらあの再テスト組「やれば出来る!」とか信じてるだけで絶対行動しないヤンキー達だし。

  流石にそこまでは口に出さず、むしろほぼほぼテストで運だよりの私に励まされてもかえって逆効果だと思ったので

「もう終わったから大丈夫。」

「そうだね。」

  それで会話は終わりました。

  いやあ、でもちゃんと普段オンオフしっかりして勉強している方って謙遜しているだけで赤点なんてまず取らないしテストで運頼みなんて博打もしない  上、現実では地頭などより「やってきたかどうか」が残酷に数値化されるんだなって実感しました。

  しかしおかしいな。
  あのメンツ達、結構成績上位らしき彼女がいたり喧嘩と腹の探り合いばかりして「友情」なんていって  言い訳しながら金を借りたり物をパクッたり、あまつさえ私たちのような存在に攻撃するようなヘタレたちなのに成績上位の男子生徒ととも仲良さげに見せていたけれどほぼほぼ一人で勉強するしかなくて挫折した私より運がないとは。

  そこで私思った。
  成績上位陣達って友情的なやり取りを私達の前で演じていただけで内心では嫌っていたんだなって。

  共通項があっても差を付けたがるから相入れることってないんだなあとも実感しました。

  けれど、恐怖心と大分恥ずかしい会話の後に再テスト組のメンツ達がほぼじゃれ合うことなく

  「くそっ。なんでこいつらと一緒の教室で!」
と言いたそうなくらいに重い空気が充満している様  子とその中で親しくて運悪く調子を崩して紛れさせられた人がいたら応援しようと思ったらそんな人達は赤点なんて取らず

「いやあ平均点かあ。」
と悩む方向が健全に見えました。

「よしっ!これで…」

これで気概なく勝ち誇れる!


  実力とか努力とか地頭ではなく運で再テストを回避し、武力性欲ヤンキー達は上辺だけ友情を育まれていて実は疎まれている事を観察した上で

  心の中に秘めたまま

『どうだ?
普段は馬鹿にしているたったひとりのにわかオタクに地頭の良さでも、努力の差でも、ましてや堂々とテストを解けられなかった感想は?

やれば出来るのでは?
やればの意味が違う?

私は運で点数取れましたよ?

はっはっはっはっ。
陽キャラ気取りで実際は腹を探りあっていて成績上位陣から嫌われていたか。
あなたがたはその鬱憤うっぷんを力と野生さを利用しストレス発散として私達にぶつけていただけだったのね。

ざまあみろ!

他の言い訳をねじ伏せる残酷な事実を知恵として手に入れた私が心の中でつぶやこう。

運の強さだけはどうにも出来まい!』


  まあ当時も今もそのメンツと関わりたくなかったし、この後にもテストや受験もあるのでむしろ私の方が首を絞めてそうなエピソードになりましたがガッツポーズしていました。

  いやあ、凄い。
  もっというと群れていたのに誰もあのメンツを助けなかったわけか。
  女子生徒もいなかったしなんだかんだあの人達嫌われていたのか他にも事情があったのか。
  闇が深いことも察した。
  そういえばこのメンツと楽しそうにしていた人達は  成績もパーソナルも良かったし、友達にはなれなかったけれど私の話も聞いてくださっていた。
  反応が芳しくなかったから私から避けるようになったのですが。

  私はここで人間関係が以下に重要か学んだので勉学などで適わなかったことをここで重く受け止め、パーソナルと成績、相手の交友関係も視野に入れて創作のネタと共に生きる為に学生時代を乗り越える練習をしていました。
  ギリギリあのメンツと同じ穴の狢だけれどそれ故に共存できないことも経験しつつ。

  このエピソードは誰にも言ってないのですが、後に旧友とテストで悩んだ時に

「運否天賦に任せてみるのも一興だよ。」

と言ったら

「いや勉強し続けるしかないだろ?」

  と正論を言われ、天然だとバレて一緒に勉強したこともあったっけ。
  結果は兎も角積み重ねれば赤点等は回避出来る!

  ことが伝わったみたいでそこも乗り越えました。

  いやあ生々しかったなあ。
  武力と性欲だけの人達がここまで助けられていなかったなんて。
  (※助けられたとしても赤点という結果は変わらなかったのかなあと考えると話は重いのですが)

  当時も今も許せないメンツですが後々、こういう経験も笑い話にして相棒シーズン1みたいに「カオルちゃんは馬鹿でいい!」みたいなやり取りがあったかもしれませんし、そのメンツの中で身長高くて見た目無口で爽やかそうな見た目をしていた男子生徒が  私に対してだけピンポイントで笑いながら暴言を放ち、リーチ差で怯えさせてくるヤバいタイプが何故か少し親近感が湧きそうな可愛い彼女の前で大人しい写真を撮っていたのを別のツテで見せられた時に、当時はまた自信を無くしていたので

「結局ここで負けるんかい!
ギャンブルなんて絶対するか!
しっっっっかり勉強と運動を徹底させ、環境も探し出し別の側面で圧倒してやる!」

  その決意は未だに続いている。
  運だけでなく因果ってあるんだなって。

  なんかごめん。
  学校じゃなかったらもしかしたらそこそこ仲良く出来て自然消滅していたかもしれない。
いや、有り得ないか。
  そんな能力を露骨に振りかざすタイプなんて知力にしろ体力にしろ近づかないと決めてるので。

  ここまで長文を拝読頂きましてありがとうございます。
  運否天賦は結局一時しのぎにもならない可能性の方が高いので徹底的な練習や研究、計画と実行、評価と改善を忘れないように私も勤めます。

  この場当たり的な経験はWeb投稿サイトでも後にやってくることがあり、学ぶ難しさを更に知るのですがまたの機会に。

いや!
その前に大事なことが!

  私もパーソナルを磨こう。
  もう過去の話じゃないか。
  交わることは二度とないかもしれませんが、その時より善人になれるよう努力をする為にnoteを始めたのだから。


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