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怪談・THE私40夏

※個人の怪談です。

癸卯年ゲミョニョンと暴風の影


 40番目。
百物語として、このnoteでロウソクが消されてもうここまで来ております。
正確には46番目の階段となる。
それでも半分も終わっていない。
40番はある風水師によると幸運度の値は「2」
孤独を意味するんだとかなんとか。
念の為調べますと46番目は博打型だとか。

 だとするとこの怪談を積み重ねた私をそのまま現した因果になるのかもしれません。

 別の話で、韓国によると今年2023年は「黒い兎年」
成長と繁栄の年になるのだとか。
そういう意味では既に百物語として考えるのに怪談とはいえ、40番へ突入し今年になってから紡いできた怪談が積み重なってきたのはたった今この話を知った私にとって不思議なえにしです。

 もう韓流を楽しんできたファイター達も成人を迎えられている上、自分の書いてきた作品を韓流のようだと例えられたこともあって、あちらの文化にも興味が出始めてきたばかり。

 別の話にしますと、中国で40番目の兎は安全と温和だと伝えられているそうです。

 中国だと昔、「けいおんってリアリティがない。」と謎の共感で二期まで楽しんでしまった明らかにオタクじゃないのにオタク気質なラップ好きで硬派な旧友と10年前を最後に別の道へ行ったあの日を思い出しながら似た人と互いの恩恵を受けながらツッコミし合う関係が出来そうな人もまだ居そうと考える。

 怪談好きな中国民はあまり聞かないのですがとても安全と温和の道のりが待っているようなロウソクは置いてもらえなさそうです。

 ここで本題。
この怪談は暴風に閉ざされていた時に浮かびました。
久しぶりに部屋にこもっていたら、扉の前に少し人影が見えた。
正確に言えば自分の影。
それなのに髪型が明らかに違った。

 はじめて、「幽霊関係」で自室の扉周りを確認した。
飼い猫さえその場にはおらず、隣室に人間はいるもののあんな髪型の者はいない。

 見間違えの割には違和感がある。
鏡合わせであの場に誰かが立てるわけがない。

 どうやら40番目にして46番目。
怪談の豊作記念に黒い兎の凶兆が現れた。
既に禍々しい年始を迎えて久しいのに。

 信じて欲しいわけではなくて、こういう巡り合わせはいつ以来でしょう。

 こうして40番目のロウソクを消し、正式に数えたとしても序列46番目の悪魔、「ビフロンス」が死者の墓にロウソクを灯すらしいのでこの怪談は幾つか分岐するのかもしれない。

 そうなると…このナンバリングを正式にするか?
マガジンに表示されている記事数を正式にするのか?
贅沢な悩みが繁栄し始めていく。
幕を閉じた怪談に再び新たなロウソクを灯して怪談が新しく生まれる。

 私が見たあの影も韓国で作成されたサイコスリラーが人間の心を宿しているかの指針としてクリーチャーが主人公のみ見えていて襲いかかってくるあのシーンを思い出す。

 そして!
そのクリーチャーが消えた時に…人ととして宿した善性を失う。

 怪談というよりは、終わりの始まりのよう。
逆にこれから「自称私の百物語」は何通りか寄り道をし、たまに正式ルートへ入り、また影だか何かを見ることになる。

 私の最期は本当に廃墟で一人楽しみながら、浸る過去も清算してコンテンツの一部になる可能性は上がった。
もう履いているのでしょう。
赤い靴を!

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