怪談・THE私XV

※あれから月日が流れたので話してみようと思います。

本当に霊は存在するのか？

私は霊感が高いといじられる事がありました。
それで夜の学校のトイレや公園のトイレも挑戦してみましたが人の気配の方が怖い。
大抵群れたヤンキーがいるかいないかを徹底的にリサーチして夜は過ごす。

人間が一番怖いという話ではなく人間も怖いのです。

今はコロナ渦もある程度緩和されているので店以外で人間と出会う可能性も充分ある。

けれど恐怖というのは大抵板挟み。

明日寝過ごしてはいけない予定で寝過ごすのではないかというプレッシャーに弱い私。

ついこの前まで目に見えない恐怖は怖くないと思っていました。
今もそうなのですが、得体の知れないものって人間への恐怖とセットなのでしょう。

写真にも何も映らない。
だが肉眼では必ず同じ位置に塊が見える！

何にもしてこないとはいえ私の日々で準レギュラーというのはノーギャラだからってふてぶてしすぎる。
あんな存在を人間が払えるとは思えない。

ふと振り返るといないが必ず見えるもの。
それは霊では確実にない。

それもそうですよね。
トイレで一番怖いのは汚れですから。

だとすると安全だと思う場に潜む何かは自分のことをよく見ているということになりますね。

恋は始まらない。