見出し画像

海岸寺寺子屋@安田登先生

四国霊場別格18番札所海岸寺にて能楽師・安田登先生の寺子屋を受けてきました。

今日は
・奥の細道「那須」
・葵の上と紫式部日記の比較
・白居易の漢詩
でした。

盛りだくさんでめちゃくちゃ楽しい。2時間あっという間でした。

自転車で家から40km弱。

津島の宮によりました。津島の宮は小児守護の神社です。
私は子供たちの遊び場作りたいのでいい関係性です。
そして天霧城…いつ見ても惚れ惚れしますね…


少し走って海岸寺。
前述の通り別格18番です。私は香川県の88箇所霊場は制覇しましたが、別格は15〜17番いけてません。
名前の通りすぐ裏は海岸です。

他のお寺のように空海伝説みたいなものは特になかったです。しかし、別格は別格の由縁があるのでしょう。

真言宗と浄土宗は敵ではない

先日、平家遺跡では般若心経を唱えていいか?という話があった際に私はやめておいた方がいいのではないか?と答えました。
というのも基本的に平氏は浄土宗だからです。

その話を海岸寺の住職さんにしました。嫌がってないならいいのではないでしょうか?とのことでした。

その流れで私は続けます。私は「真言宗の自力救済」で生まれた、浄土宗の他力本願は性に合わないという話をしました。
すると他力本願はそうでいうことではない。「自力で行き詰まった人がたどり着くのが他力本願であり、自力と他力は喧嘩をするものではない、何事も中庸です」と。

なるほど。
私は信長の影響でしょうか、浄土宗を敵視していたようです。
どうしても「念仏を唱えていたら救われる」「他力本願」となると楽しているように見えてしまうのです。

奥の細道の原点は「能」

芭蕉は四民(士農工商)外で生きることを決め、俳諧を確立しました。
そして多数の弟子を育てましたがほとんどが能楽師になっているようです。

そして奥の細道にも「能」の部分が多くあるそうです。
急な雨、日暮れというのはやばいサイン。

芭蕉は那須で急に体調を崩すのでした。朝なのに日暮れという表現が使われ、やばい展開になっていくのです。安田先生曰く「ワープ」するそう。
那須の場合は平安時代にワープしているのだそう。

安田先生が来ていた人に質問しました。急に日暮れになることはないですか?と。
安田先生は「車に乗せてもらって気づいたら夜だった」ということは何度もあるとのこと。
この辺りのユーモアセンスもさすがです。常に笑顔あふれる寺子屋です。

私はこおの日暮れに関しては先日読んだ雨月物語の西行法師が崇徳院を訪ねたシーンが思い浮かびました。
このシーンも「ワープ」に当てはまるそうです。

そして漢詩。
唐の初期に李白、杜甫といった漢詩のトップが誕生しますが、この頃は恋愛の内容は禁止だったよう。それが伯居易という人が描き始めた。
そして平安日本に入ってきて、平安貴族は恋愛の詩をたくさんのこしている。

という内容も勉強になることばかりでした。
そして何より、本物の発声を聞ける。これだけでもとても貴重。
どうやって声をだしているのか気になります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?