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2020年総括 「VRから離れ、VRに戻り、VRが日常になった話」

VRから離れた話

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元々VRに興味が合ったこともあり、VR機器をいくつか買ってみたり
VRのゲームをいくつか作ったりもしていたのだが、いつしかVRのゲームも
遊ばなくなり仕事的にもあまりVRに関係も無かったので2020の年明けから
3月辺りにかけ段々とVRから離れていった。

離れていた間何か特別なことをしていたかといえば、そんなこともなくいつもと変わらず仕事以外はゲームをしたりアニメを見たりといったことをしていたもののコロナが段々と猛威を振るうようになり楽しみにしていたイベント等が色々と中止や延期になりどこか寂しさを感じる日々が続いていた。

VRに戻った話、「バーチャルマーケット4で初めて人と話した」

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VRChatには半年に1度ほどのペースで開催されている「バーチャルマーケット」と呼ばれるアバター販売を主軸とした販促イベントがある。
第4回の開催日時が4月下旬で本来ならば毎年ある某会議イベントの準備で忙しいのだが、今年はリアル会場が中止になってしまい暇になってしまったので参加することにしてみた。


一人でパラリアルトーキョーをあちこち回っていた所、Audiのブースで人だかりができてきるのが見えた。
見た感じ自分のような初心者ではなくオリジナルのアバターを使ってる経験者が多く、若干の抵抗はあったものの勇気を出して話かけてみた。
全員が全員話ができるという感じでは無かったものの、会話が可能な何人かとは話をすることができ始めたばかりで右も左もよく分からないような自分相手にVRCのアレコレを色々と説明していただいた。
何しろこれがVRCで他のユーザーとの初めての会話だったので大分変な人に思われたかもしれないが、この時の会話が無ければVRCにハマることも無かったので相手をしてくれた人たちには大きく感謝したい。
(余談ではあるが当時はインスタンスの概念もよく理解しておらず、一度ログアウトした後でこの人達に会いに行くために
何度も何度もインスタンスを周回するという無駄にエモいことをした。)

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「オリジナルの世界をVRで冒険する」という点だけで言えば既に数多あるVRゲームでも同じような体験はできるだろう。
しかしながらNPCではなくこの世界のどこかに居る誰かとお互いに自由な姿で会話するというのは中々に衝撃的で、
サマーウォーズの「OZ」やレディープレイヤーワンの「OASIS」といったメタバースに強い憧れのあった自分にとっては「あの世界はもう現実にあったんだ!」という気持ちなった。

VRが日常になった話

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バーチャルマーケット4でVRCの世界に入って以降、フレンドのフレンドとフレンドになったり誰でも来れるpublicワールドに行って新しいフレンドを作ったりして2020年末現在約370人ほどのフレンドが居るようになった。

370人もフレンドが居ると24時間常に誰かしらはインしているような状態でフレンドの所に遊びに行ってしょうもない話でダベったり、
アバター集会に行ってみたりコミックVケットや盛夏音祭といった大規模なイベントに参加してみたりと多くのイベントに足を運んでいた。
コロナでイベントも中止になり外にも出れない反面どんどんバーチャルでの生活が充実していき、気がつけばほぼ毎日インするようになり
すっかり自分の日常生活の一部になってしまった。

とにかく凄い人がいっぱい居る

海外のフェスのような感じで色々な物を出し重低音を轟かせてブイブイ言わせるパリピ砲を作る人、
ボカロ曲やアニソンを題材に歌詞を立体的に出したりキャラのモデルを踊らせたりするパーティクルライブを作る人、
アバターの周りに何か浮かしたり武器にエフェクト付けまくったりテクスチャ改変でストリートファッション風な服を作ったりしてるアバター改変ガチ勢、どこかで見たようなキャラだったりオリジナルのキャラの見た目ごとに全然違う話し方をするなりきり&ボイチェン勢、
VRCで撮った写真を元にチェキというリアルの物で残す活動をしている人、
お忍びでVRCに遊びに来る登録者数数万人のストリーマー・・・等々VRCにはとにかくすごい人がいっぱい居る。
誰も彼もがクリエイティブ性が非常に高く、そういった人達を見ていると自分も「あんなアバターを使ってみたい!」「こんな活動をしてみたい!」と思うことが多々あり、実際結構なモチベーション維持につながったと思う。

以下約半年間のVRCでの思い出の一部を抜粋

これはOculusの非公式キャラで今ではVIVEアンバサダーでもある「おきゅたんbot」さんと合った時のツイート
これはFlashアニメの伝説的な作品である「ナイトメアシティ」や
「ガラクタノカミサマ」といった作品を作ったみ~やさんと再現モデルを作っている古宮寝子さんと会った時のツイート。
(厳密に言うとこれはみ~や氏本人ではないのだが、後日ちゃんとご本人にはお会いする機会があり当時の話を聞くことができた)
いのちの輝きくん集会のようなイベントに出くわしたり・・・
フレンドが作っている七夕ワールドをちょっとだけお手伝いして、別のフレンドを読んで集合写真を取ったり


2021年に向けて

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とにもかくにも今年はVRCを始めたことで、人と人との繋がりの大切さやコミュニケーションの難しさを再認識した年だった。
最初は見るもの全てが新鮮に感じて居た自分もいつしかプレイ時間600時間を超え、すっかり初心者に案内をする側になってしまった。
本当にこの世界には色んな人が居て、広大な世界は常に広がり続けており、
巣ごもり需要なQuest2発売などもあって今後もどんどん人口は増えていくのではないかと思う。

今年はアバター改変で手一杯だったので、ワールド作成に手を出してみて
みんなに使ってもらえるようなワールドを作ってみたいなと思っていたり。
他にはリアルでは同人即売会のスタッフをやったりもしているので、
VRCでも何かイベントのスタッフをやってみたいなというようなことも考えていたりします。

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