サメ映画は初めてか?力抜けよ

https://youtu.be/lLHvPNU833I

サメ映画、それは人類が産み出してしまった負の文化。その許されざる命は常にアメリカンマネーで産声を上げてはレンタルショップの片隅で藻屑のように消えていくという……その罪(sin)から産まれたパリピが主食なモンスターシャーク、それが「シン・ジョーズ」だ!
映画レビューをする上では絶対避けられない。それがサメ映画(諸説あります)。ちなみにどぶ男さん、サメ映画処女ではないです。古くはジョーズ、最近だとMEGザ・モンスターは見たよ。

この作品、かつてそれこそシンゴジラが売れに売れた頃に乗っかる形で出て「うわあ」って思ったまま記憶の海底に沈んでたけど、こないだシンゴジを見るためにアマプラで調べたら出てきて「ほわーん!!」となった次第です。サメ映画は不死身だ!何度でも甦る!


あらすじ
カリフォルニア州サンディエゴのビーチにて、客の下半身を食いちぎられる事件が発生。 さらに焼かれた魚の死骸も次々と打ち上げられ、それを不審に思ったお○ぱいライフセーバー(失礼!)のジーナと足を負傷しサボりがちなカプランが謎を追う………


以下ネタバレありの実況ログ

やっぱりというかなんというか、邦題はやっぱり「Atomic shark」だよなあ……しかしいかにも合成な鮫だなおい!そこは記録映像でも良かったのでは
なにこのゴットフィンガーばりに赤くなった背鰭……といかにも合成ぽい煙……もう少し頑張れ
主人公がめっさもたもたしとる。てかドローンによるライフセービングって向こうじゃメジャーなのかね?あ、そうでもない?効率的だと思うがね
うわあ、いかにもサメに食われるために生まれたような女が……
「何だと思う?」「大卒だろ、自分で考えるんだな」雑すぎない!?
海辺汚ねえ!!漂着物多っ!!沖縄の方が綺麗だわ!!
しかしヒロインがこんな映画に勿体無いぐらいには美人。お○ぱいぷるんぷるん!!
食われたのか高熱化してるからか知らんけどサメに触れたところから消滅したぞ………鮫が光る、おかしいと思いませんか?
いかにも今から食われそうなプリケツのチャンネーが海にイン!!鮫がフレームイン!!キルゾーンにイン!!
このマセガキ、女に人工呼吸されたいがために溺れたマネしやがった!!なお実際心臓マッサージは普通にやると肋骨も折れかねない程力を入れるため無事な人間にやるのは大変危険です……
ようやく出てくるシン・ジョーズ……アトミックシャークか?どうでもええわ。しかし火がチープ。頑張れ。
放射能に侵された魚食って全身が膨張して爆発して死ぬ。当然ですね……んなわけねえだろ!!放射能で汚染された魚が自然発火するわけもないのよ!!!レストランが消滅することもないわ!!ここまで合成以外ショボくなかったのに一気に頭悪くなるのやめろ!!そして世界中の物理学者にあやまれ!!
なにこの映画的演出!?映画だけどさ……
殺戮シーンが雑すぎて笑う。サメがすごいスピードで陸まで飛んできたり体液?肉片が顔に当たって数秒で爆発とか面白すぎる。
だからなぜ自分達で鮫を倒そうと考えるのか。軍に対処法をちゃんと伝えるべきだと思うが……
いや、撒き餌で他のサメが寄ってくるのはわかるよ?けど海面を埋め尽くすほど集まってくることってあります!?
だからなんで時々こういうシュールギャグいれてくるのこの映画!?なんで船底透視してピンポイントに人食い殺してるの?
ヒロイン覚醒。自ら水に飛び込みサメを直接ダイナマイトで爆発させることに。無理では?
そしてダイナマイトが不発と超速理解したヒロインは素潜りに使ってたボート用エンジンのプロペラでサメを正面から……いやいやいやいや!!
このシンジョーズ、基本的に全身から高熱を発してる生体原子炉なので陸に上がるとオーバーヒートで爆発する、ので離れ小島に上げて……ドーン!BGMはいい。BGMだけは。
サメ型のキノコ雲……シリアスなのかギャグに寄りたいのかどっちだよお!!


総評:まあB級サメ映画ってこんなんだよね。あんま見たことないんですけど。タイトルから期待して見るとあまりの糞さに憤慨するけど、覚悟してみるとこんなもんよね、と納得する………ちなみにこのカプランとジーナ、他のサメ映画の被害者たちが一堂に会する「ジョーズ キング・オブ・モンスターズ」なるサメ映画にも出演するらしいので、他のサメ映画もぼちぼち予習して挑みたいところ。

というわけでシンジョーズのスペックをざっとまとめとこう。実況だけだとよくわからんだろうし。

名称:シン・ジョーズ(本編ではただ単に「サメ」と呼ばれている)
外見的特徴:姿形は通常のサメと大差ないが、常に高熱を発しているため赤く、皮膚は爛れている。
全長:通常の大型のサメと同程度。
体重:同上。
オリジン:核実験の影響で誕生。体内に生体原子炉とも言える機関を要する。
性格:極めて獰猛。
特徴:体内に原子炉を有する影響で、水中でも常に高熱を発しており、空気中で体表に触れると発火する。それによって焼けた魚が浜辺に打ち上げられてはいたが、海水温の上昇は特に報告されていない。

周囲に放射性物質を撒き散らしているようだが、通常の放射性物質とは性質が異なり、摂取した場合魚の場合発火する。人間の大きく場合たちまち皮膚が赤くなって膨張し、爆発する。このサメの体細胞自体にもこの放射性物質が含まれているのか、体細胞が体表に触れても触れた箇所が数秒で爆発する。

またロレンチーニ器官も発達しているのか、クルーザーの船底越しの目標を正確に補足出来る。咬合力も高く、前述のクルーザーの船底を一発で食いちぎっている。

弱点:生体原子炉を自己冷却する術が存在せず、水冷による外的要因に完全に依存している。そのため陸地に上げられると、ものの数分でメルトダウンを起こし爆発する。その際放射性物質も周囲に飛散してしまうことが予想されるため、人口密集地での爆破は避けるべきである。また水温の上昇にも弱いと考えられるため、地球温暖化が進んだ場合全く驚異にならなくなる可能性がある。


……なんだこの神がおふざけで作ったとしか思えない生き物。


さて、次は何書こうかな。特別編をやるのもさもありなん。

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