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落語のらの字も知らない人間が、突然落語会を開くことになったら…

普段、神戸のソープランド街【福原】で飲食店をしている。
いかがわしいネオンがきらめく福原から歩いて、ほんの1分ほどの場所に【喜楽館(きらくかん)】と言う寄席がある。

せっかく近くに寄席があるのだし…と冗談半分で「色街の噺ばかりの落語会をやってみたい」とツイッターでつぶやいたら、本物の落語家さん(桂弥太郎さんと桂ちょうばさん)が店に現れて、本当に落語会を開くことになった。

つぶやいておいて、申し訳ないのだけれど、実は落語のことなんてちっとも知らない。
じゅげむじゅげむ、くらいしか知らない。
でもまあ、座布団さえあればなんとかなるでしょ!

そう思って「マイ座布団持ってますか?」と訊くと、おふたりとも「持ってない」と仰る。
落語家なのに、座布団持ってないのか…まじか…と心の中でつぶやく。

「けんだいとひざかくしは?なびらは?どうしますか?」
おふたりは次から次へと聞いたことのない単語を繰り出してこられる…なにを訊かれてるのかもわからない…

こんな、落語のことをなんにも分かってない人間でも
最低限、これがあれば落語会が開ける。
落語会を開いてたら覚えた落語まめ知識などを書いていけたらと思います。

2022年11月26日 いい風呂の日にはじめた、ドミロン落語会。
楽しくなって、今年は7回も開きます。

よろしければ、遊びにいらしてくださいませ。





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