![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131271062/rectangle_large_type_2_0920debdf94fb008943428bbc556355a.jpeg?width=1200)
◆全国郷土ずし紹介 2月 高知県の「巻きずし」
2月といえば節分。で、節分といえば、今や巻きずしがなくてはならないものになりました。そこで、それにちなんで、全国のめずらしい巻きずしを探してみました。まぁ、「巻きずしなんて、何を巻くか、何で巻くかの違いでしょ?」と思っておりましたら、そうでもないところを発見しました。それが高知県です。
まずはすしの盛り合わせの写真をご覧ください。画面、左に3種類の巻きずしが並んでいます。中央のは「普通の」海苔巻きですから、これはよろしい。上が昆布巻き。海苔の代わりに昆布を使ったもので、巻き方が少し変わっているものの、これはこれでよろしいです。だいたい昆布の巻きずしなんて、高知じゃそこいらの売店でも当たり前に売っているものです。問題は下のピンクのもの。これも高知の人には当たり前といわれるかもわかりませんが、湯葉巻きです。湯葉といっても大豆を煮詰めて作るものではなく、かまぼこでできているのです。可愛らしい色味は、とくに足摺地方の名物です。
もう一方の写真。これまた3種類の巻きずしが乗っています。これも左側にあるのは「普通」の海苔巻き。でも手前の右側のすしは、卵焼きで巻いたり昆布で巻いたりしていますが、どう見ても「普通」じゃありません。芯がないのです。地元では「玉子巻き」「昆布巻き」と呼んでいて、見慣れたかたちの巻きずしです。
![](https://assets.st-note.com/img/1708244042516-GV1Hjzy2rL.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1708244052403-R4bAKUcgzl.jpg?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?