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静電容量無接点方式キーボード:NiZを実際に使用してみて【所感】

皆さんごきげんよう、神取です。
先週はNiZ静電容量無接点キーボードを購入した決め手を書きました。
(※厳密にいうと購入したのではなく、誕生日プレゼントとして旦那におねだりしました)

打鍵感は動画で確認した通りの程よいスコスコ感でした。キーストロークを自分好みに調節できるし、なんの不満もありません。
「このスコスコをずっと聞いていたい。しかしヘッドホンを装備したらこのスコスコが聞こえなくなってしまう。今度から長文を打つときはヘッドホンなしでやらねばなるまい…」なんて思うレベルでハマってしまいましたね!

NiZの良いところはたくさんの方が発信しています。私もいろんな方のレビューを参考にして購入しました。
ですので、ここでは私が個人的に「これは買う前に知っておかないとダメだったな…」と感じたことを、2点に絞って書き残しておきます。

【キーボードの高さ】リストレストは必須!

まずひとつめ。
購入にあたって私が全く考えていなかったのが、キーボード自体の高さです。

NiZは一番手前のキーの高さが約2cmありました!これは結構な高さですよね。
リストレスト等を使わずにタイピングしようとすると、手のひらで手前側のキーに触れないよう宙に浮かせることになります。その姿勢で長文を打つのは疲れますし、感覚が狂ってタイプミスに繋がりかねません。
これでは静電容量無接点キーボードを購入した意味がありません…。すぐにAmazonでリストレストをぽちりました。

届くまでの間は、B5判の本を手前に置いてリストレスト代わりにしました。
これを事前に知っていたら、リストレストも一緒にぽちっておいてキーボード到着と同時に良質なタイピング環境が整ったのに…と、出鼻をくじかれた感がありましたね。

【配列の不自由さ】キー数はかなり重要

NiZはUS配列のみです。
会社では日本語配列キーボードを使用していますが、プライベートで使用しているのはAlienwearのAW510-Lで、US配列です。
(※AW510-Lの使用感については前回記事参照)
できれば慣れている日本語配列にしたいという気持ちがありましたが、AW510-Lも2年間近く使っていますので、US配列しか選べないことはあまり大きな問題ではない…という結論に至りました。

ただ、問題だったのがキー数です
普段は今まで通りAW510-L(フルサイズ)をメインで使うことや、カスタマイズ時のまとまり感の良さを重視して82キーを選んだのですが…。

メリット
・カスタマイズ時のまとまり感が良い
・小さいので場所を取らない
デメリット
・矢印キーを打つときに視認が必要
(フルサイズなら隙間があるため、指の感覚でわかる)
・テンキーはあった方が便利

正直、私のタイピング力によるところが大きいポイントではありますが…メリットは見た目や収納に関するものばかりで、利便性についてはデメリット側となっています。
使いやすさを追求するのであれば、なんだかんだ慣れているフルサイズのキーボードのほうが良かったかもなぁ…と。購入前にもかなり悩んだところですし、後悔とまではいきませんが…。あと、こうなって初めて「あ、私って結構矢印キー使ってるな」と自覚しました。

それから、これは完全に誤算だったのですが。
NiZの打鍵感にどハマりしてしまい、こちらをメインのキーボードにしたい…と感じています。
やはりフルサイズを買っておくべきだったかもしれない。なんという罠。

【結論】キーボード初心者がぶち当たる壁だった

こうしてまとめてみると、この2つはNiZの使用感というよりはキーボード初心者がぶつかる壁ですね。
リストレストを既に所持している方は多いと思いますし、普段から好きな配列・使いやすいキー数がしっかり決まっているという方はキー数選びも問題ありません。

また、NiZと迷った結果選ばなかったHHKBですが、墨のデザインがかっこよくて憧れるので、いつかどこかのタイミングで購入したいと思っています。
(HHKBなら日本語配列もありますね!)
ただそうなるとデスクが手狭になるので、キーボードの置き場所を作らなくてはいけません…!どうせなら専用の棚を作って、綺麗に飾りたいです。
…キーキャップの販売ページを一日中眺めていた時も思ったのですが、もしかしなくてもこれ、沼ですね?(入水)

この記事が少しでも皆さんのキーボード選びの参考になれば幸いです。

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