介護のお金の問題

介護の悩みのひとつ
「お金」
子どもの教育費と違って
終わりが見えない分
不安が尽きません。

介護にかかる平均費用

令和3年度の生命保険文化センターの調べによると

自宅で介護した場合の平均は
月額4.8万円

施設で介護をお願いした場合は
平均12.2万円

平均的な介護の期間は
５年１か月

つまり
自宅で５年介護をしたら２８８万円ほど
施設で５年介護をしたら７３２万円ほど

介護費用はどこから？
最も多かった回答は
年金等の収入でまかなう　63.7％

その他にも入院や手術など
大きな医療費が発生することも。
介護には金銭的にも
かなり負担がかかることが
数字からも分かります。

困ったら相談してみよう

お金のことだけでなく
介護のことで困ったら
役場や地域支援センターに
相談してみよう！

高額介護サービス費
一定額を超えた分が戻ってくる
特定入所者介護サービス費
所得が低い方の介護施設の
食費・居住費の負担を軽くする制度

その他にも調べてみると
生活保護受給者を積極的に受け入れる
有料老人ホームもありました。

当事者にならないと分からない
金銭的なサポートがあると知るだけでも
少し気持ちが楽になります。

老健に入ってる母の費用は？

現在、介護老人保健施設に
お世話になってる母の
今、実際に払ってる費用は
月12万円ほど
そこから高額介護サービス費で
月3万円ほどが補てん
なので実際は
月９万円ほどの負担です。
これを母の年金から支払っています。

これにプラスして
薬代、歯の治療費などがかかっていますが
大したことはありません。

介護者の健康が最優先

あたりまえですが
介護者の健康が最優先です。
共倒れする前に
お金で解決できることは
お願いすることも大切です。

自分の老後を考える機会に

自分の老後のために
どのくらいのお金が必要か
親の介護を通して
シュミレーションできることが
一番のメリットだと思います。

自分はどんな老後の生活を送りたいか？
そのためには、いくらお金を
用意しておいたらよさそうか。

自分の老後の設計
そして
お金の運用を学ぶ
キッカケになればいいですよね。