![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55874250/rectangle_large_type_2_76566eca158e9f83c04d373c8caa0eeb.png?width=1200)
Photo by
shizutaro
怖い夢
娘はよく、夜中に怖い夢をみたーと泣いて私のベッドにもぐりこむ
久しぶりに子どもにくっつかれて寝るのは、それはそれで幸せな気持ちになるのだが
ふと私はいつから怖い夢をみなくなったのだろうかと、ふと思った。
子どもの頃は毎日のように夢をみて
それもはっきり、起きた時に思い出せるほどに鮮明に。
でも何歳くらいからだろうか? 夢は起きたらほとんど忘れていて
ぼんやりと、楽しい夢だったとか、不思議な夢だったとか、はたまた怖い夢だったとか輪郭だけが記憶に残る程度。
『GO WILD』という本の中で 野生の睡眠について触れているが
狩猟生活時代に一番、捕食動物に狙われやすい子どもが
動物の怖い夢たとえば、トラに追いかけられるなどの夢をみるように
生き延びるためにシステムに組み込まれているのだそう。
つまり、動物の怖い夢をみることで、捕食動物を恐れるよう学習しているということ。
でも大人になると、怖い動物の対応以外の現実的な問題も出てくるので
動物に追いかけられる夢が減っていくという。
娘がどんな怖い夢をみたのか尋ねてみたい気もするが、怖がりな娘にまた泣かれると面倒なので聞いていない。
でも、動物に追いかけられる夢の手に汗にぎるあの感覚は、もう私は味わえないのかと思うと、とっても貴重で娘が羨ましく思えてくるのは私だけでしょうか。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?