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子どもを持つと変化する母娘関係

母親との関係が
独身のころや
結婚しても子どもがいなかったころには
感じなかった微妙な違和感を
感じたことありませんか?

育児に口出しされる違和感

出産のために実家に帰ったり
家に手伝いに来てもらったりと
母親には感謝しかないという
羨ましい関係を築けている人もいれば
色々口出しされて口論になり
実家から予定より早く帰ってきたとか
二人目は絶対に実家に帰らないとか
手伝いに家に来てもらったはずが
逆に手間が増えることになったりと
産後から既に母娘の関係に違和感を感じたり
苦しんでいる人も案外いるのではないでしょうか?

私は40歳ではじめての出産。
だから、母親も既に高齢
出産や育児に関する常識が
大きく異なる年代。
妊娠中の過ごし方からはじまって
母乳について
赤ちゃんが泣いた時の対応
あげればキリがないほど
子育てについての方針が食い違う。

自分のことであれば
そこまで喧嘩にならないことも
いざ子どものこととなると
ムキになって言い合ってしまう。
手伝ってもらってるのに
自分は母親が主張するその方法で
ここまで大きく育ててもらったのに
どうしても譲れなくて強い口調になる。
そして口論の後に、そんな自分を責める。

母親の育児論を変えるのは無理

どんなに病院や本でかたられる
最近の子育て事情が
母親の時代とは変わっていても
母親の育児論を変えるのは難しい。
だって、既に育児を終えた経験者だから。

だから、育児について母親に何か言われたら
「あ、そういう考え方もあるんだね。」
この一言でかたづけましょう。
ちょっと冷静に知的な態度で。

でも、自分のやり方は変えない!

自分がお腹をいためて産んだ子ども
育て方だって自分で決めたい!
そこに無遠慮に口出しするのは
やっぱり母親でも許せない。

そこを口論にならなずに
なんとなくうまくかわず
自分なりの方法を見つけられると
母娘の関係に悩まなくなります。

私は、母に娘を見てもらう時間は
母の好きなようにしてもらい、
私の家に遊びにきた時は
どんなに口出しされても
「あ、そうだね~」とうけながし
私のやり方を通しました。
すると、あきらめたのか
母もだんだんと言わなくなってきました。
言っても無駄と分かったようです。

子どもは見てます!

何が一番怖いかって
母親との言い合いを、子どもが見てること。
子どもの観察力、吸収力をなめてはいけません。

娘が保育園に通ってるころ
母親と言い合いすることが増えた時期
娘が母に対して、ちょっと意地悪な
言い方をするようになりました。
これは完全に私の母に対する態度が原因。
ハッと気づいて、それからは
なるべく冷静に
イライラしたら距離をおく。
完璧にはできないけど
そう意識するだけで変わっていきました。

一番近い存在だからこそ丁寧に


母親は、一番近い存在。
結婚して家庭を築いたあとも
何でも自分のことを理解してくれてると
お互いに思いがち。
でもそれは違います。
あたりまえですが、別の感情を持つ別の人格。
もちろん一番の見方であるとは思いますが
何でも理解してくれているわけではありません。

でも大切にしたい存在。
だから誰よりも丁寧に接する必要があるんです。

私はそれに気づいてから
ほんとうに母娘の関係がよくなりました。
大好きな母の記憶の中の私が
怒ってる顔にならないように
大切な時間を過ごしてください。

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