葵るんて なんちゃってポエマー

写真を撮って、つぶやいたり詩を書いたりします。 【Instagramアカウント】aoi…

葵るんて なんちゃってポエマー

写真を撮って、つぶやいたり詩を書いたりします。 【Instagramアカウント】aoi_runte

マガジン

  • つぶやき写真

    メインコンテンツ「どれも全部なんてことない日」を集めました。 日常の中でちょっと何かを感じたひとコマの写真とつぶやきです。

  • なんちゃってポエマー

    ガラにもないポエムを書いたものを集めました。 インスタグラムの再掲になります。

最近の記事

ふたりはひとりとひとり。

並んで歩いていても 歩幅も歩数も違うし 見ている先も違う 同じ花を見ても同じ風に吹かれても 感じたことは違ってていい 何が好きで何が嫌いか 全て話さなくたっていい 心の深い所は自分だけのものでいい 私と貴方は 私と貴方のままで それぞれ今進んでいる道を 並んで行くのだ そうやってなんとなくずっと一緒に歩いていられたら ひとりとひとりがふたりになる ◆つぶやき写真#20◆ 写真 2024/04/27 記  2024/05/06

    • 群衆。

      スマートフォンの中になんとなく集まっている雑多な画像に 1つずつタイトルをつけ始めてみたものの あれもそれも心を打つことが無く 次から次へとあっさり消去した それなのに気が付いたらまた同じように集まってくるのだから ◆つぶやき写真#19◆ 写真 2018/05/02 記  2024/04/30 子どもが独立して夫婦だけの生活になると、それまではバラエティに富んでいた写真が、「食べ物」と「花」ばかりになる不思議。 義母や、自分の親世代(70代以上)の知人が、やたらと花の写真

      • 大地と樹木の葬儀。

        大きな樹の根元でひっそりと時間を融かしていきたい。 雨が、風が、陽が体に沁み込んで、 私は私であることをだんだんと忘れていく。 小さな樹でもいい、いつか私を糧に伸びていき、 また何かを包み込む大きな腕になるにちがいない。 その下の苔むした場所で、動物が眠り、忙しく虫が這う。 知られず、気付かれず、 森の奥深くでそっと私という命が終わるのをゆめみている。 そのまま魂ごと沈んで大地になりたい。 ◆つぶやき写真#18◆ 写真 2024/01/03 記  2023/04/26

        • 生まれた夜に。

          新月に生まれた。 真っ暗な夜に私は少しでも、母の導になれただろうか。 今も誰かの行く先を照らせているだろうか。 ◆つぶやき写真#17◆ 写真 2016/11/25 満月を加工 記  2023/04/25 母は19歳で私を生みました。 周りからたいへんな反対を受けたので、もしかしたら私はこの世にいなかったかもしれません。 でも私はちゃんといて、53歳になったって、奇跡のようなことだなと…。

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        • つぶやき写真
          18本
        • なんちゃってポエマー
          7本

        記事

          大地を這って生きる私。

          私にとって大切なのは 「美しい」と感じること 「美しい」のは「心地良い」と感じること 「心地良い」は「自分でしか感じることができない」もの キレイだな 美味しいな 好きだな 心地よくないものは美しいとは思えないから 自分の中に取り入れたいとは思わない 大地から私達が受け取っているものが どれほど美しく尊かったかを 忘れてはいけない 忘れては生きていけない 軽やかに空を飛ぶことが心地良いものもいる 滑らかに海を泳ぐことが心地良いものもいる 私は地面を這っている方

          無題写真詩【インスタ】2016/10/30

          いつもそばにいるよ よりかかっていいんだよ ほら ちょっと温かいでしょ 勇気が出るでしょ 撮影:android SAMURAI 雅 場所:東京都立川市 ********** インスタグラムより再掲 <以下ハッシュタグ自動入力用> #私の作品紹介 #ファインダー越しの私の世界 #Instagram #スマホ写真 #カメラが好き #カメラおばさん #なんちゃってポエマー #写真詩 #無題

          無題写真詩【インスタ】2016/10/30

          無題写真詩【インスタ】2016/10/30

          憧れていたけど それほどいいもんでもない 1人時間 撮影:android SAMURAI 雅 場所:東京都立川市 ********** インスタグラムより再掲 <以下ハッシュタグ自動入力用> #私の作品紹介 #ファインダー越しの私の世界 #Instagram #スマホ写真 #カメラが好き #カメラおばさん #なんちゃってポエマー #写真詩 #無題

          無題写真詩【インスタ】2016/10/30

          無題写真詩【インスタ】2016/10/24

          音も無く降る雨の音が嫌い 悲しい 悲しい 悲しい 音も無いのにそう聞こえる 撮影:android SAMURAI 雅 場所:東京都立川市 ********** インスタグラムより再掲 <以下ハッシュタグ自動入力用> #私の作品紹介 #ファインダー越しの私の世界 #Instagram #スマホ写真 #カメラが好き #カメラおばさん #なんちゃってポエマー #写真詩 #無題

          無題写真詩【インスタ】2016/10/24

          無題写真詩【インスタ】2016/10/24

          みんなが好きなものを 自分も好きなこともあるけど みんなが好きなものを いつだって好きとは限らないんじゃないのかな と 弱めに心でつぶやく 撮影:android SAMURAI 雅 場所:横浜市 ********** インスタグラムより再掲 <以下ハッシュタグ自動入力用> #私の作品紹介 #ファインダー越しの私の世界 #Instagram #スマホ写真 #カメラが好き #カメラおばさん #なんちゃってポエマー #写真詩 #無題

          無題写真詩【インスタ】2016/10/24

          まるでブルーアワー。

          夜と昼の境目 青い時 ただただ美しい時間 町が人が動き出す前 空気がピンとはっている 静寂と希望が入り交じる ◆2021/05/11 つぶやき写真#15◆ 昨日、カーテンを新しくしたら、昼近くまで寝ていたのに、 起きた瞬間に、まだ朝4時?!と思わせるくらい部屋の中が青くて、 ちょっと得した気分。 寝坊したのにブルーアワー。

          今日花を贈る。

          一足早く、カーネーションをもらった ありがとうがつまっている、花 あなたの気持ち、ありがとう ◆2021/05/09 つぶやき写真#14◆ 娘が高等部の時の担任(ドイツ人)が 「どうしても子ども達に花を渡したい。それをやめたくない。」 と言ったことがある。 最高学年の某行事の準備段階の時だった。 毎年続けられてきたことだったが、当たり前のように続けていくことが果たして必要かという疑問があがり、予算も絡んで、なくても良いのでは というような話も出ていた。 ただ、こ

          無題写真詩【インスタ】2016/10/23

          一歩踏み出すには そっちは明る過ぎて こっち側から見ているだけの方が まだマシなんだ 撮影:OLYMPUS OM-D 場所:横浜市 ********** インスタグラムより再掲 <以下ハッシュタグ自動入力用> #私の作品紹介 #ファインダー越しの私の世界 #Instagram #スマホ写真 #カメラが好き #カメラおばさん #なんちゃってポエマー #写真詩 #無題

          無題写真詩【インスタ】2016/10/23

          無題写真詩【インスタ】2016/10/21

          靴がカサカサ鳴る 気になって何度も靴底を見るほどに わけもなく泣きたくなる 撮影:android SAMURAI 雅 場所:横浜市 ********** インスタグラムより再掲 <以下ハッシュタグ自動入力用> #私の作品紹介 #ファインダー越しの私の世界 #Instagram #スマホ写真 #カメラが好き #カメラおばさん #なんちゃってポエマー #写真詩 #無題

          無題写真詩【インスタ】2016/10/21

          雨の日のアリガトウサヨウナラ。

          雨なのか 涙なのか 笑ってサヨナラなんて できなかった ◆2021/04/13 つぶやき写真#13◆ 大切な友人が亡くなりました。 27歳も年の離れた、父より年上の友人。 その方らしさであふれたお別れの日。 最後の最後まで、沢山のことを教えていただきました。

          雨の日のアリガトウサヨウナラ。

          あっという間に世界は変わる。

          ちょっと前まで固そうなツボミ もうとっくに柔らかなハナビラになって 足元を優しく覆っていた ◆2021/03/20 つぶやき写真#12◆ ほとんど家から出ないので、沢山の美しい瞬間を見逃してしまっているかもしれないことに、気づきもしていないのかもしれない。 一昨年の今頃は、ほぼ毎日季節が移っていくのを感じていることを、ただ当たり前のように思っていて、 当たり前過ぎて、 美しいとは思っていても、 こんなに深い感謝をもっては見ていなかったかもしれない。

          あっという間に世界は変わる。

          10年、それぞれの祈り。

          あの日のことを ただ一日たりとも 考えなかった日はなかった この10年、毎日 今日は節目の日らしい けれど私は無理に区切らない あの日と今日は ずっと続いてる 繋がっている あの時間に窓を開けたら 雲一つない 空が広がっていた しばらく見ていた 静かに目を閉じ そして一人 遅れて祈った 何に祈っているのだろう 私は毎日何を祈ってきたのだろう みんなは今何を祈っているのだろう よく分からないけど 祈らずにはいられないのだ どこかで鳥が鳴いている 工事の音が聞こえ