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きれいな色の押し花

2024年1月8日(月曜日)

先週お知り合いになったTさんのところに押し花を習いに行った。

僕は植物標本の作り方を富山市科学博物館福岡生きものステーションのwebサイトで学んだ。見よう見まねというか、自分の用に足りれば良いという感じで、A4のコピー用紙にどんどん作り、クリアファイルに入れて必要な時に見返していた。

ヴォーグ社のキットで色が残る作り方も知ったのだが、どうも本当にこれで色が残っているのかわからない。もっと残ってもいいような気もしていた。そんなタイミングでTさんの押し花を見せていただけたので、とても勉強になった。

いちばん外の押し板が金網 これは丈夫で良さそう
とてもきれいに色が残っている

押してからの急速乾燥は同じ。みせていただいて良かったのは保存方法。空気を抜いて乾燥剤をどっちゃり入れて保存するのがポイント。ストックの量にも驚いた。

何箱もある
種類ごとにストックしてある

「ひとつ作っていくといいわよー」ということで、ストックのお花をいただいて僕も作ってみた。アジサイ中心だが、乾燥させたキウイフルーツもあって、びっくりして入れた。

袋から出すとしっかり残った色がわかる
これだけストックがあったら、何か作ってみたくなるなあ

作品にして定着させる場合は、アルミ薄膜の上に十分な乾燥剤のパックを乗せ、その上に台紙を乗せる。台紙の上に押し花を並べる。アルミ箔膜の周囲に接着剤をぐるりと塗る。その後ガラス板を乗せ、1箇所だけストローを挟んで接着剤で密封する。その後ポンプで空気を抜くと、ガラス板が植物に密着し、動かなくなる。これを額に入れて完成。

標本とは違う世界だが、よいなー
記念写真まで焼いてくださった

ちょっと驚いたのは、この大量のストックを作るために、Tさんは自分で花を育てている。これがまた素晴らしいなと思いました。

僕もきれいな標本作ろっと。
牧野植物園にも行ってみたいものだ。

ではまた明日。

おまけ
色が残せるようになった物語もおもしろい
ー植物標本と色彩ー
その1その2その3



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