初めての心療内科

「正常な体温です」
自動ドアが開いて初めにやるのは、体温測定。シュッと両手に消毒（傷口に滲みて痛い）。

ゆったりと不規則に並べられたソファは、３人がけの真ん中に「ここには座らないでください」のマーク。もちろんソーシャルディスタンス。

連れてきてくれた姉とのおしゃべりも、マスク越しで一席飛び。しかも吸音材のためかよく聞こえない。

あまり待たずに「ドレミさーん」と呼ばれる。ロビーに設置されている身長と体重、血圧計で測る。身長計は自動でストンと頭に器具が落ちてきて痛かった。

診察室に入ると、優しい笑顔の女性の先生。ホッとした。

対面なのでナイロンシート越し。よく顔を見せるために、一瞬だけどナイロンシートを寄せてこちら側に来てくれた先生。優しい。

なぜ私がここに来たか、姉の言葉も借りながら説明すること30分。「わかりました。調停がんばってください。よく眠ることが一番です。眠り薬を出しますね」の優しい言葉に、もう寝そう。

会計してから薬局に処方箋を提出。すぐに処方してくれた。眠り薬、効くといいな。

後部座席に座り姉に送ってもらって家に帰る。
とてもぜいたくな時間。こんなに自分を大切にされたことがあっただろうか。ホカホカ気分で薬を飲んで寝た。

ありがとう姉😊
ありがとう先生👩‍🏫

生まれて初めての心療内科でした。

追記。
眠り薬はとても優しく効いた。
7時間みっちり寝られた。
起きたら朝だった。
なんの不安もなく睡眠を楽しんだ。
行ってよかった。