羨ましいな。

この前、他大学の研究セミナーに参加してきた。その日記でも書こうと思う。

訪問先の大学は似ている分野の人がたくさんいて、私が今いる大学とは全然雰囲気が違った。こんな環境で研究できるのが羨ましいと思った。
研究者になった卒業生も数多く、きちんと研究を行う風土が作られていた。

学生の進路の話になると、先生がものすごく率直に意見を言う。たくさんの学生のデータが集まっていて、それをもとにしたアドバイスだから説得力がある。
外部から来た私にも「ドクター行く気は?」と率直に聞かれた。
私は「半々です」とだけ言った。本当は進学したい。だけど、…。だけどの後は長いから省略する。
どんな基準で進路を決めるか、その軸を見つけようとしているところ。
きっと、普通に決めていたら満足できないんだろうな~。

所属している大学では、おそらく私以外みんな就職する気でいるし、そもそもドクターを考えている人はいないと思うから、友達にもずっとドクターに行きたい気持ちを話すことはなかった。その友達が、「ドクター行くなんてやばいよ?」みたいな価値観の人だから話す気もないんだけど。
こうやって他の人の前では隠していた気持ちを素直に表現できる場所であることが羨ましかった。

新しい友達もできて、色んな人のお話が出来てすごく楽しかった。
授業をサボって(後で録画みればいいから。オンラインっていいね。)、交通費と時間をかけてここまで来てよかった。

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