ヘーゲル"哲学史講義” A.プラトンの哲学 ”哲学はひとつである”
・・・哲学の本質はかわることがなく、
後続の哲学者は先行の哲学を自分のうちにうけいれるのが当然のことで、
ー かれの独自性はそれをどう発展させるかにかかっているということです。
哲学は芸術作品のような個別的なものではありません。
☆
哲学の土台をなすのは一つの思想であり、
一つの本質であって、
真なる認識にかわってなにかべつのものがもちだされることはない、
ー 真なる認識は時代がかわってもかわらず登場してこなければならないのです。
(長谷川宏訳 ヘーゲル”哲学史講義・中” 河出書房新社 1994年2月20日再版)
2013-03-28
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