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真理の島 仮象の国

判断表 二.判断の性質 無限判断
〔AはBではないものである〕
これが四月の命題である

カントの判断表に従えば
A=私はB=あなたではないものである

私=あらゆる存在の無限の否定の集積・・・・
 
命題〔A=私はB=あなたではないものである〕は肉體とエーテル体とアストラル体と自我としての存在=地上の人間の認識であるが、アストラル体と自我としての靈的人間=肉體を脱ぎ捨てた死後の人間において、その有効性を失う(R.Steiner)。

命題〔私はあなたではないものである〕に支配され続けるわれらは
星幽界に至って初めてこの束縛から解放されるのだ

肉體における生=無限の否定から自由になるとき
死んでしまったわれらに反転が起こる
あらゆる存在の無限の集積が「私」になるのだ
肯定の宇宙
ミクロコスモス=「私」が
マクロコスモス=「宇宙」に転化するとき

上にあるものは下にあり
下にあるものは上にある


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