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サマーチャンピオンの紹介 〜1400から1600mのスターへの登竜門〜

交流重賞のサマーチャンピオン(1400m @佐賀 G3級 ハンデ)を紹介します。
なお、本レースは当初、今日29日(木)に行われる予定でしたが、台風10号の影響で、9月1日(日)の実施に順延されました。そのため、騎手も変更になると思います。

◆ 1400から1600mのスターへの登竜門
ハンデ戦なので、例年、その時点での超一流スプリンターの参戦は多くありません。
しかし、一昨年の優勝馬シャマル(6歳牡)は、サマーチャンピオン快勝後に重賞4勝をあげています。その中には、今年のかしわ記念(G1)を含む大出世です。
また、昨年のチャンピオンのサンライズホーク(5歳騸)は、サマーチャンピオンで重賞初優勝した後、重賞2連勝と本格化しました。
このように、近年は1400から1600mのスターへの登竜門になっています。

◆ 今年のJBCの舞台
今年のJBCは佐賀で開催されます。つまり、サマーチャンピオンは今年のJBCスプリントと同舞台です。
JBCの前に、佐賀を試しておこうとする馬の参戦もありそうです。

◆ 有力馬
今回もJRA勢が中心になります。その中でも、推し馬で紹介したことのあるサンライズホークに注目です。
彼は重賞3連勝の快進撃の後の直近2戦、共に11着と脆さを出しました。上手く先行できなかったためか、不良/重馬場が堪えたためなのか、理由は不明です。
ディフェンディングチャンピオンとして、巻き返しに期待です。

◆ テイエム軍団
テイエム軍団がJRA所属とNAR所属の混合軍で3頭参戦します。
大将格はJRA所属のテイエムトッキュウ(6歳牡)です。名前からして速そうです。昨年からダートに転向し、ダートでは6戦3勝2着と3着1回ずつと安定しています。
地元佐賀所属のテイエムフェロー(5歳牡)テイエムフォンテ(5歳牡)の2頭は、前走同条件(1400m @佐賀)の吉野ヶ里記念で、後続を突き放して1、2着に入っています。
テイエムフェローは今年の年明けに佐賀へ移籍後、8戦6勝2着1回、3着1回です。
テイエムフォンテも今夏の佐賀移籍後、3戦2勝2着1回です。

◆ 生粋のNAR馬
最近、生粋のNAR強豪馬が少なくなっている印象があります。今回もデビューから一貫してNAR所属だった、生粋のNAR馬はオールスマート(8歳牡)だけです。
この現象を寂しく思うファンがいることも理解できます。一方、NARに強豪馬が増えて、JRA馬と競うレースを数多く見られることも楽しいです。


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