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小倉2歳ステークスの結果 〜デビュー戦から続く因縁~

台風10号の影響で重馬場でしたが、特に内側は荒れていましたので、各馬は外側の進路を取りたいと考えていました。

◆ 1着 エイシンワンド(2歳牡)
勝ったエイシンワンドはゲートを五分に出て少し押すと、そのまま3番手に付けます。幸騎手の好騎乗が光りました。そこで少し息を入れることが出来たのか、直線では上手く抜けだし、鋭い末脚を披露しました。
好位に付けられるスタートダッシュ、そこで少々脚を使っても、直線でしっかりと伸びる末脚を持っており、今後も活躍が期待できると思いました。

◆ 2着 クラスペディア(2歳牡)
2着のクラスペディアは1番枠で内ラチ沿いを進まざるを得ない状態でしたが、小崎騎手のエスコートでうまく外側に展開し、直線でも大外に進路を取り、エイシンワンドを追い詰めました。
なお、彼は3週間前の新馬戦で、エイシンワンドの2着に敗れています。昨日再びエイシンワンドに負けましたが、、収得賞金を加算できて、現時点では未勝利のオープンクラスという謎の戦績です。

◆ 今後
1,2着馬が今後の世代を代表するスプリンターになるかは、現時点で分かりません。しかし、デビューから2戦を戦い抜いた両馬が一緒に成長していき、今後もずっと良いライバル関係を続けることを願います。ガンバレ!!

◆ 関係ないのですが、北海道シリーズのこと
昨日で夏の北海道シリーズが終了しました。武豊騎手が札幌リーディングと、函館競馬と札幌競馬を合わせた北海道リーディングを獲得しました。55歳、騎手生活38年目でいずれも初めてのことでした。
昭和にデビューした武豊騎手が、令和の時代に新たな勲章を手に入れるとは、驚きを超えてリスペクトしかありません。自分も頑張らないと。

◆ 最後に
台風10号の影響で開催すら危ぶまれましたが、3場共に無事に開催されました。関係者の皆様の尽力に深く感謝します。本当にありがとうございました。


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