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第3四半期の見通し ~夏競馬の季節、お気に入りの馬を探そう~

第3四半期の見通しです。後でも、もう一回記載しますが、夏競馬でお気に入りの馬を見つけると、秋のクライマックスシーズンの楽しみ方が増すと思っています。

◆ 9月一週目まで(前半戦)
9月一週目までは夏競馬と呼ばれ、札幌、函館、福島、新潟、小倉といった地方競馬場での開催がメインです。
この期間は超一流馬は牧場に戻り、英気を養っています。ただし今年も8月末の札幌記念には、超一流馬が集まり、盛り上がりを見せそうです。

◆ 9月二週目から(秋のG1前哨戦)
9月二週目から、G1の前哨戦となるG2戦が中山と阪神で始まります。
さらに今年はウシュバテソーロやデルマソトカゲ、オーサムリザルト、テンハッピーローズ等が米国競馬の祭典、ブリーダーズカップ(BC @11月2日)を目指す計画です。順調ならば、9月ごろから調整のための一叩きを予定しています。

◆ 夏の上がり馬
夏競馬の楽しみは急成長する夏の上がり馬を探すことです。一夏を経て、秋のビッグレースで活躍する上がり馬の登場を期待します。
また、夏競馬の期間に秋に向けてのお気に入り馬を見つけると、その後の競馬の楽しみが増します。

◆ 有名な夏の上がり馬
私見ですが、最も有名な夏の上がり馬はアカネテンリュウ(1966年生)です。長い間、彼の名は夏の上がり馬の代名詞でした。
彼はデビュー後11戦2勝の無名の存在でした。しかし夏の函館で連勝しオープン入り。セントライト記念にも勝利し、その勢いで菊花賞を制しました。さらに有馬記念にも駒を進め、当時の最強馬スピードシンボリにハナ差の2着に迫りました。
なお、彼は翌年の有馬記念でもスピードシンボリのクビ差の2着と涙を飲みました。この2戦は語り継がれる伝説的レースです。

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