重賞の紹介 (阪神JS、ローズS、セントライト記念)
今週末は中山と中京の二場での3日間開催です。重賞は障害競走が1つと、3歳三冠レースのトライアルG2が2つで、毎日1つずつ実施されます。
土曜日には、第26回阪神ジャンプステークス(3330m @中京JG3)が行われます。
日曜日の秋華賞トライアル第42回ローズステークス(芝2000m @中京 G2 3歳牝馬限定)と、月曜日の菊花賞トライアル第78回セントライト記念(芝2200m @中山 G2 3歳限定)は、いずれも3着馬までに本番の優先出走権が付与されます。
◆ 阪神ジャンプS
昨年、4年ぶりに阪神開催に戻りましたが、今年は改修工事の影響で再び中京開催です。
昨年はジューンベロシティ(6歳牡)とホッコーメヴィウス(8歳騸)の実力馬2頭で決まりました。
しかし、今年の出走予定メンバーの中には障害重賞を勝った馬がいない、とてもフレッシュな戦いです。
◆ ローズS
秋華賞トライアル@関西です。昨年は驚愕のレコードタイムでの決着でした。
1着のマスクドディーヴァは秋華賞で絶対女王リバティアイランドに迫る2着、今春のヴィクトリアマイルも3着でした。
2着のプレイディヴェーグはエリ女優勝と、トップ2頭はその後大活躍でした。
今年は、昨年末のホープフルSチャンピオンで、春は皐月賞とダービーに進んだレガレイラが、初めて牝馬限定戦に出走することが最大の話題です。
迎え撃つメンバーでは、2月のクイーンカップに勝利し、オークスでも4着だった、大器クイーンズウォークが筆頭格です。
◆ セントライト記念
史上初の三冠馬セントライトの名を冠した、菊花賞トライアル@関東です。
過去10年の菊花賞馬のうち、セントライト記念経由の馬は3頭のみですが、ここ3年で2頭の菊花賞馬(タイトルホルダーとアスクビクターモア)を輩出しました。因みに、もう一頭はキタサンブラックです。
今年は春のクラシックでも活躍したコスモキュランダ(皐月賞2着/ダービー6着)、アーバンシック(皐4着/ダ11着)、エコロヴァルツ(皐7着/ダ8着)が中心です。
ローズSとセントライト記念が行われると、3歳三冠レースの最終決戦が、いよいよ近づいてきたと感じます。
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