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東京ダービーの紹介 〜フルゲートの熱戦、こちらも主役は牝馬〜

明日水曜日には、今年から整備された3歳ダート三冠レースの二冠目、東京ダービー(2000m @大井)が行われます。
JRA馬の枠は羽田盃と同じく、4つだけです。

◆ 出走馬
一冠目の羽田盃を制した白毛のアマンテビアンコは骨瘤が治癒せず、出走を取りやめました。ケンタッキーダービー組は、元から出走権がありません。
それでも、JRA所属馬は羽田盃組のアンモシエラ(2着)とハビレ(4着)、ユニコーンSからは、勝ち馬のラムジェット、2着のサトノエピックが参戦します。
迎え撃つNARの中では、羽田盃で最後方から3着に食い込んだフロインフォッサル、高知所属で6戦無敗のシンメデージー、年明けに北海道から船橋に転厩した以降も好走を続けるシシュフォス、直近2戦シシュフォスと死闘を演じたマコトロクサノホコなどに期待です。

◆ 見どころ
今春の皐月賞や日本ダービーは、牝馬のレガレイラの参戦が大きな話題になりました。
ダート三冠に於いても、羽田盃に続いて東京ダービーにもアンモシエラが紅一点出走します。レガレイラとアンモシエラは、今年の三冠に美しい大輪を添えてくれています。
牝馬のダービー馬は、日本ダービーではなく東京ダービーで生まれたというオチがあるかもしれません。

◆ ダート三冠レース
羽田盃は8頭立てでしたが、東京ダービーはフルゲートの16頭立てになりました。海外遠征や怪我の影響で、出走を見合わせた有力馬が続いたものの、サラブレッドたるもの「ダービー馬」の称号を得られるチャンスをみすみす逃すことはないのでしょうか。フルゲートの熱戦、楽しみです。
ダート三冠レースが整備されたことは、間違いなく将来に繋がる大きな一歩です。「千里の道も一歩から」だと思います。今後時代に合わせた変化はあると思いますが、関係者にとっても、ファンにとっても、歴史を重ねていま以上に魅力的になっていくのでしょう。楽しみです。

◆ 秋につながる一戦
さらに、ダート三冠レース最後のジャパンダートクラシック(10月2日)には、フォーエバーヤングが出走を検討。3歳ダートNo.1馬を決める大一番となりそうです。現在怪我療養中の優駿たちも、復帰できそうです。
春の二冠は、秋につながる壮大な協奏曲につながる「前奏」になるのかもしれません。
一冠目の羽田盃とユニコーンSの結果の記事を、参考に貼付しますので、良かったらご覧下さい。


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