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川崎記念の結果 ~地元馬が大金星、そして推し馬は再び惜敗~

地元川崎所属のライトウォーリア(7歳牡)が3着までが同タイムの大接戦を制して、大金星を挙げました。
推し馬のグランブリッジ(5歳牝)は、またもや悔しい2着でした。3着にも牝馬のアイコンテーラー(6歳牝)が入り、1番人気のセラフィックコール(4歳牡)は直線伸びず5着でした。

1着 ライトウォーリア
彼は5歳の6月までJRAに所属し、JRAでも5勝しオープンクラス入りした実力馬です。川崎転向後も直ぐに2勝をあげ、その後はG1を中心にレース選択するも、昨年は未勝利でした。しかし今年の初戦、昨日と同じ川崎競馬場での2100mのレースで勝利を挙げると、川崎記念に挑んで大金星を挙げました。
彼はJRAからの転厩馬ですが、NAR所属馬がJRA所属馬を負かす痛快劇を喜ぶファンも多いです。吉原騎手も声援に涙が出てきたと述べています。
レースは引っ掛からないように細心の注意をもってスタートさせてハナを切ると、速すぎず、遅すぎずの絶妙のペースで逃げました。この吉原騎手の按排が勝因です。

2着 グランブリッジ
推し馬の小さな頑張り屋、グランブリッジはまたもや2着。これで昨日を含めた直近5戦で4回目の2着(うち2回はG1)となりました。残念で昨晩は寝つきが悪かったです。
昨日最初に思ったのは、前走からマイナス12㎏と絞り込んだ馬体で、「これは勝負に来たな」と感じました。道中は中団やや後ろの外側を進み、直線の途中からエンジンがかかると、一歩ずつ前進する力強い末脚で先頭に迫りましたが、アタマ差届きませんでした。あと5m先にゴールがあれば、かわせた感じの本当に悔しいレースです。
超タラレバですが、もし昨日テリオスベルが引退せずに出走していたら、先行馬に競いかけて疲弊させ、グランブリッジが最後に全馬をかわしていたかもなぁと夢想しました。

3着 アイコンテーラー
彼女は昨年のチャンピオンズカップで、ダート固有のキックバック(前の馬が蹴り上げる砂)を浴びて、やる気を失ったという話がありました。
昨日は好スタートからライトウォーリアに次ぐ2番手のやや外側と、キックバックを避けられる好位置をとれ、この時点で「今日はアイコンテーラーが勝つな」と思いました。しかし、昨年のJBCレディスクラシックで見せたような末脚を繰り出せず、3着まででした。

5着 セラフィックコール
7戦6勝という好戦績、しかも毎回直線一気の鋭い末脚による鮮やかな勝ち方をしてきたことが評価され、昨日は圧倒的な一番人気に推されました。
苦手としていたスタートも他の馬並みに出られましたが、道中キックバックを受けたことや、入れ替わり立ち替わり各馬に外側から蓋をされて内側に押し込まれたことで、ストレスを強く感じて走る気を失い、直線での伸びを欠いた模様です。2番枠という内枠が、昨日の彼にとっては良くなかったのかもしれません。
それでも、これまでに何度も見せてきた末脚の魅力は忘れられず、次走での復活を期待せずにはいられません。
 


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