見出し画像

障害界 〜マイネルグロン王朝樹立か〜

中山GJを前に、障害界を振り返ります。

1.オジュウチョウサン王朝
2016〜2022年の7年間、オジュウチョウサンが絶対王政を敷いていました。
障害レースには、春の中山グランドジャンプと中山大障害の2つのG1があります。上記の7年間、計14回の障害G1で、オジュウチョウサンは11戦9勝の圧倒的な戦績を収めました。

2.ポスト・オジュウチョウサン時代
長きにわたり障害界の絶対王者に就いていたオジュウチョウサンは、2022年の中山大障害(6着)を最後に引退しました。その後暫くの間は、強豪馬が乱立する時代が訪れると想像していました。
事実、2022年の中山大障害はニシノデイジーが、2023年の中山GJはイロゴトシが制し、混沌とした時代に突入するような予感がありました。

3.マイネルグロン王朝の幕開けか?
ところが、2023年の年明けから覚醒したマイネルグロンが、2023年の中山大障害を10馬身差で完勝すると、年明けの阪神SJも同7馬身差の快勝。現在5連勝中と敵なしの快進撃を続けています。
今週末の中山GJは、新王朝が樹立され、暫くマイネルグロン一強体制が築かれるのかに注目が集まります。

4.昔話
昔話です。今から約50年前、障害界から唯一顕彰馬に選ばれている、グランドマーチス(1969年生)という絶対王者がいました。彼の引退後、間を置かずしてバローネターフ(1972年生)という同様の絶対王者が出現しました。
歴史は繰り返すとすると、オジュウチョウサン引退後、直ちに次の絶対王者が現れてもおかしくはありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?