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2月11日の重賞結果(2) 共同通信杯 〜新しいヒーロー候補の登場〜

共同通信杯は、ジャスティンミラノが2歳王者を破り、デビュー2戦目で重賞初優勝。クラシックの有力候補に名乗りを上げました。

朝日杯FS1、2着馬のジャンタルマンタルとエコロヴァルツは共にスタート直後から引っかかり、武豊騎手も川田騎手も後傾姿勢で手綱を短くして、馬を宥めるのに苦労していました。ジャンタルマンタルの方が先に落ち着いた分、最後2着に食い込んできましたが、エコロヴァルツは5着に沈みました。

そんな中、ジャスティンミラノはスタートこそ少しのっそりと出ましたが、上記2頭がペースを落とすのを横目に、しれっと2番手の好位置をとりました。この彼の落ち着きと戸崎騎手の好判断が勝因だったのでしょう。
直線半ばで先行するパワーホール(3着)を捉えると、そのまま先頭でゴールを走り抜けました。なかなか強かったです。

2着の2歳王者ジャンタルマンタルは、レース前から引っかかるのが懸念点と言われていましたが、その通りになってしまいました。しかし、昨日の陣営は今後のために教育を優先した印象も受け、G1では違う姿を見せるかもしれません。3歳春は若駒の躍動だけではなく、成長にも期待が持てて楽しみ満載です。

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