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サマーシリーズの結果 〜今年も熱い戦いが繰り広げられました〜

先週末で夏競馬の一大イベント、サマーシリーズが幕を閉じました。今年も各シリーズで熱戦が繰り広げられました。一つずつ、結果を見てみたいと思います。

◆サマー2000シリーズ
ひと足先に先々週末に終わったサマー2000はノースブリッジ(6歳牡)リフレーミング(6歳牡)レッドラディエンス(5歳牡)の3頭が12ポイントでトップに並びましたが、チャンピオンの条件が13ポイントのため、「該当馬なし」となりました。
これで、2021年のトーセンスーリヤを最後に、3年連続で「該当馬なし」が続いています。

13ポイントを得るには、優勝1レース、プラス4着以内がもう1レースあることが条件となります。リフレーミングは七夕賞5着、レッドラディエンスは新潟記念5着。いずれもあと1頭抜いていればという悔しい結果でした。

◆ サマーマイルシリーズ
米子Sと関屋記念を連勝したトゥードジボン(5歳牡)がチャンピオンになりました。これで米子S優勝馬が4年連続でサマーマイルチャンピオンに就いています。
彼が18ポイント獲得、次点は10点だったので、快勝です。
マイル戦線の層は厚いのですが、米子Sと関屋記念を共に逃げ切った健脚を、秋のビッグレースでも見られることを楽しみにしています。

◆ サマースプリントシリーズ
大激戦の末、函館スプリントステークスとキーンランドカップの2勝を挙げたサトノレーヴ(5歳牡)が20ポイントを獲得してチャンピオンに就きました。
先週日曜日のセントウルSの上位入着メンバーの能力は高そうですが、彼は現時点では最強スプリンターかもしれません。今月末のスプリンターズSで、国内外の強豪スプリンターとの初対決が楽しみです。

そのセントウルSで3着だったモズメイメイ(5歳牝)が、19ポイントで次点でした。彼女は2着だったら同点チャンピオン、1着だったら逆転チャンピオンでしたので、惜しい2位です。
昨夏以降6戦連続で2桁着順と不振を極めましたが、今夏のサマースプリントシリーズは3戦1勝3着2回と大進撃でした。

◆ サマージョッキーシリーズ
こちらも激しい戦いの結果、ポイントの対象となる15レースのうち7戦に参加し、3勝した松山弘平騎手がチャンピオンに就きました。松山騎手は史上初めての2年連続でのサマージョッキーチャンピオンです。

特筆すべきは、2着が岩田康誠騎手、3着が横山典弘騎手のベテラン両名が入ったことです。話が少しよれますが、今年の夏の北海道シリーズチャンピオンも、ベテランの武豊騎手でした。ベテランの頑張りが目立ちます。
今秋も年齢、ジェンダーにかかわらず、全人馬が無事に、素晴らしい競馬を見せてくれることを心から願います。

そして、末筆になりましたが、チャンピオンに就いた関係者の皆様、本当におめでとうございます。

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