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コラム15 ブルードメアサイアー(BMS)

【コラム15 ブルードメアサイアー(BMS)】
ブルードメアサイアー(blood mare sire、略称BMS)とは、母の父です。血統を語る上では両親に加えて、BMSも議論の対象になりがちです。例えば、長距離のレースの時に「お父さんはスタミナに不安があるけど、BMSを見ると、この距離でもギリギリOKじゃない?」といったような会話がされます。

例えば、白毛のソダシの時に「父がクロフネなので2000m以上は長いと思うよ。」、「いやいや、BMSがキングカメハメハだから大丈夫じゃないかな」みたいな会話がなされていました。

BMSにもランキングがあります。BMSランキング(中央競馬、収得賞金順)を見ると、1991〜2005年までのトップがノーザンテースト、2006年〜2019年までのトップがサンデーサイレンスと、長年首位が変わりませんでした。
2020年になって漸くキングカメハメハがトップを奪いました。これは、53年ぶりとなる日本馬のBMSリーディングです。そして、昨2023年には、ディープインパクトがキングカメハメハを抜いて、初めてトップに立ちました。


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