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コラム24 サマースプリントシリーズ

◆ レース構成
全部で6レース構成と、3つのサマーシリーズの中では、最も対象レースが多くなっています。
具体的には、以下の通りです。日程は今年の開催日を参考に記しました。

・函館スプリントS(函館 G3 6月9日)
・北九州記念(小倉 G3 6月30日)
・アイビスサマーダッシュ(新潟 G3 7月28日)
・CBC賞(中京 G3 8月18日)
・キーンランドC(札幌 G3 8月25日)
・セントウルS(中京 G2 9月8日)

約3ヶ月の間に6レースが5つの競馬場で行われます。アイビスSDは唯一の直線1000mの重賞ですが、それ以外のレースは1200m戦です。

◆ 編成替え
阪神競馬場の改装工事に伴う編成替えにより、今年は北九州記念とCBC賞の開催時期を入れ替えています。
小倉でCBC賞が行われ、中京で北九州記念が実施されるよりは、レース名の整合性を保てるので、「なるほどぉ」と思いました。

◆ 過去5年の優勝馬
2019年 タワーオブロンドン(4歳牡)
2020年 レッドアンシェル(6歳牡)
2021年 ファストフォース(5歳牡)
2022年 ナムラクレア(3歳牝)
2023年 ジャスパークローネ(4歳牡)

馬齢は当時のものです。

◆ 優勝馬のその後の活躍
過去5年のチャンピオンから、タワーオブロンドンとファストフォースの2頭のG1馬が羽ばたき、ナムラクレアもG1で2着2回3着1回と大活躍しています。サマーシリーズの中では、最もG1との関係性が濃い印象です。
長距離レースが主流の昔は、短距離はややイロモノ的な扱いでしたが、いまやこんなにたくさんのスプリント重賞があるんだなぁと、ジジイは思っています。

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