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交流重賞の紹介 ダイオライト記念 ~交流重賞最長のレース~

今日、交流重賞では最長となる2400mで争われるダイオライト記念(G2級 別定)が、船橋で行われます。川崎記念(2100m @川崎 G1級) が3月から4月に移設されたのに伴い、その前哨戦的な位置付けになりました。

ダイオライトは1930年の英国のクラシックを制した名馬です。1935年に日本に種牡馬として輸入され、代表産駒は日本初の三冠馬セントライトです。
当時ダイオライトは千葉県の牧場に繋養されていました。彼の功績を称えるために、彼の死から5年後に同じ千葉県にある船橋競馬場でダイオライト記念が新設されました。

今回も以下のJRA所属馬4頭が中心になります。
・セラフィックコール(4歳牡)
強烈な末脚を武器に、デビューから5戦5勝の快進撃。暮れのチャンピオンズカップでの超一流馬との初対戦では10着に敗れました。今年快進撃を再開できるか、出直しの一戦になります。
・ディクテオン(6歳騸)
デビュー直後は不振で一旦名古屋に転厩。そこから立て直し、昨年末には初めて交流重賞に出ると、豪快な追い上げでG2級を2連勝中。その中でも錦を飾った前走の名古屋グランプリの勝利は天晴れでした。
・テリオスベル (7歳牝)
推し馬のタフネス姉さん。関係者から、そろそろ引退との発言があり、スタート下手の逃げ馬という唯一無二の走りっぷりを瞼に焼き付けようと、今日も彼女から目が離せません。
・ハギノアレグリアス(7歳牡)
屈腱炎を発症して4歳時は全休、20ヶ月の長期休養を挟んで一昨年6月に漸く復帰した苦労馬です。彼を信じ続けた関係者の期待に応えるべく、復帰後に重賞2勝をあげた実力馬が今年の初戦を迎えます。

NAR勢では、以前はJRAに所属し、いまはNARで元気に活躍しているベテラン馬たちとの再会が楽しみです。例えば、2020年のダイオライト記念の優勝馬アナザートゥルース(10歳騙)、4年連続のダイオライト記念参戦のエルデュクラージュ(10歳騙)などです。彼らの雄姿を見られるのも、交流重賞の楽しみです。


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